2020年9月30日水曜日

30百万円貯めてからのチェック事項 ② 退職金 & 最後の賞与は要再確認

退職金 & 賞与 ~ 本当に満額貰えるかチェック! ~


セミリタイア資金で大きな比率を占めるのが退職金、
そして最後に貰う賞与かと思います。

セミリタイア資金が30百万円貯まった!
という中にはこれらが当然含まれているでしょうが、
本当に退職金や賞与が計算通り貰えるかどうか?

この辺はチェックが必要かと思います。

複雑な退職金の計算


退職金の計算は結構複雑な事が多く、計算間違いの可能性が高いので、
今一度のチェックが必要かと思います。

私の場合でわかりにくかった点は以下の2点でした。

・退職金算出のベースとなる給与の範囲
 → 基本給のみ? or 役職手当は含まれる? or 家族手当は含まれない?

・退職金算出の掛け率
 → 依願退職と会社都合退職で異なる

退職金の算出式を単純化する為に、

ベース給与 × 退職金掛け率 × 勤続年数

としますと、ベース給与が基本給だけか、
役職手当などが含まれるかによって、
退職金は大きく異なる点に注意です。

また、退職金掛け率は勤続年数によって高くなるのが一般的ですが、
依願退職と会社都合で異なる可能性もあります。
私のケースでは、勤続15年までの場合は異なりますが、
15年以上では全く同じという計算方法でした。

これは逆に言えば、14年11カ月で辞めるのと15年で辞めるのでは、
退職金が相当異なることにもつながりますので、
辞めるタイミングを考える上で重要なファクターとなります。

賞与が満額貰えるか?


賞与規程も要チェックです。
私の経験した会社での賞与規定のルールは、
大きく分けて2つのタイプがありました。

① 退職時に賞与は月割で支給される
② 〇月〇日に在籍している社員に賞与を支払う

①のケースであれば、自分が好きな時に会社を辞めて問題ありません。
6月が給与支給日で3月末退社でも、3か月分の賞与は貰えます。

しかし②のケースであれば、3月末に会社を辞めれば、
賞与が0円となる可能性が高いです。

私のケースは6月15日が賞与支給基準日だったので、
6月末退職にこだわりました。

人事部に確認できないかも?


この辺の内容は人事部に確認すれば教えてもらえるでしょうが、
「なんだお前、会社を辞めようと思っているのか?」
などと勘繰られるのも嫌なので、
自分で職務規程にあたり計算するケースも多いのではないかと思います。

退職金や賞与は金額も結構な額になりますから、
今一度きちんと計算してみるとともに、
セミリタイア後の資金充実のためにも、
ベストの退職時期を改めて考えるのも有効かと思います。
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