2020年9月15日火曜日

夢の国の悪夢 ~ オリエンタルランド賞与7割削減に思う事 ~

オリエンタルランド賞与7割削減


「夢の国」の残念なニュースが飛び込んできました。

"東京ディズニーランド(TDL)と東京ディズニーシー(TDS)を運営するオリエンタルランドが、約4000人の正社員と嘱託社員の冬の賞与(ボーナス)を当初計画比7割削減することが14日、分かった。ショーやパレードの休止に伴い業務が激減したダンサーら契約社員は、配置転換や退職を促す。"  
今までは高収益を連発していた企業ですから、
今回のような賞与カットは初めてとのことです。

財務的にはまだまだ余裕があるオリエンタルランドでさえ7割もの賞与カット!
これはなかなか厳しい状況だな、と思っていたら、
流石に大手、3割も賞与がでるのか!なんて意見もネットにはありました。

確かに財務に余裕のない会社なら賞与が0でも不思議ではありません。

他人事ではなかったかもしれない


私が勤めていた会社も業績が悪かったときは、
これに近いレベルでの賞与カットがありました。
業績が悪化するとそれに連動して、
自動的に給与が下がる仕組みを導入した結果です。

当時の対象は上級管理職のみでしたので、
私はそこまで大幅なカットはありませんでした。

しかしながら、私の退職後には対象が中間管理職まで広がったので、
サラリーマンを継続していたら、
このコロナ禍で賞与は相当削られていたんじゃないでしょうか?

賞与制度には要注意


この「業績連動型」という賞与制度には注意が必要です。
私がいた会社も理論的には、

「業績が良ければ賞与が倍になるかもしれないけど、
業績が悪ければ賞与が0になるかもしれない。」

といった感じだったかと思います。

これだけ聞くと、今の世の中致し方ないと思うかもしれませんが、
賞与が倍になる確率はほぼ0ですが、
賞与が0になる確率が結構な高確率である!
というような制度設計になっていたと記憶しています。

そもそも満額賞与が貰えるのもハードルが高かったですからね...

こういった従業員に不利になる制度の導入が一般的になってきた結果、
やはりサラリーマンをずっと続けるメリットは薄れていた気がしますね。


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2 件のコメント:

  1. 夢の国ですから、夢を見ていられた時代の
    思い出に生きることができるのかもしれません。

    日本では、長らくこの手のちゃらい商売で生活らしき
    ものをすることが普通になってきて、しまいには
    憧れ的な位置づけを得てきました。

    そもそもチャライ商売なのです。
    落ち着け!原点に返れ!です。

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    1. あの高額な入場料が普通に感じると、
      金銭感覚が結構マヒすると思いますね。

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