2020年9月28日月曜日

終電30分繰り上げ問題 ~ タクシー代が出るかどうかが最大の問題 ~

終電30分繰り上げ


JR東日本が発表した終電の30分繰り上げが話題になっています。
なんでも、来春のダイヤ改正で、東京駅から100キロ圏内にある在来線、
これの終電が30分程度早くなるということです。

在宅勤務の増加や働き方改革で大した影響はないという意見や、
飲食店などへの影響もかなりあるのでは?という意見など、
様々な見解がでていますが、
私が考えるに、サラリーマンへの影響の大きさは

「終電を逃したら、会社からタクシー代がでるのか?」

によって大きく違うのではないかと思います。

タクシー代がでない場合


私が働いていた会社・部署でもタクシー代が一切でないところもありました。

入社したての頃は、単なるブラック職場だっただけですが、
後々の職場の理屈では、

「残業しろとは一言も言っていない!
 本来は定時で終わるはずの仕事だ!
 定時で終わらないのはお前が悪い!」

というような論理展開でタクシー代はでませんでした。

終電が何時だろうが仕事は仕上げなければいけないので、
終電30分繰り上げは「自腹タクシー」のリスクが高まるわけで、
経済的には大打撃となるのではないかと思います。

タクシー代がでる場合


逆に、恒常的に残業が続くような部署で、比較的ホワイトな職場の場合、
タクシー代はあっさりと出るケースもありました。
(終電過ぎまで働かせてホワイトもないものですが...)

こういう職場では、11時過ぎまで働いたら、
立ちっぱなしで電車で家に帰るより、
タクシーで爆睡しながら帰った方がよいということで、
無理やり残業するという人もいました。

こういった職場では、タクシー帰りのハードルが下がるわけですから、
終電繰り上げはむしろ良い影響がでるかと思います。

自腹タクシーなど論外!


後者の職場でも、ある日突然「タクシー券廃止」となって、
タクシー帰りのハードルはかなり高くなりました。
世間一般を見回しても、タクシー代がすんなり出る会社は多くはないのでは?

私のタクシー自腹時代は6~7千円が多かったですが、
1万円越の方も結構いましたからね...

そもそも自腹タクシーなど論外なわけですが、
今回のJR東日本の決定がどうでるか?

どうもサラリーマンにとって嫌~な方向へ行くような気がしてなりません。
にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ

2 件のコメント:

  1. 考えてみますと、平成の初めの頃は、
    百貨店など18時やら18時半やらに閉店していたの
    ですし、夜中まではたらきスギが尊い時代は
    終わっていますものね。

    返信削除
    返信
    1. ご指摘の通りですね。
      百貨店も昔は定休日がありましたよね?
      毎日夜遅くまで開いているのは、よく考えれば異常かも?

      削除