上司の悪口で溢れかえる現代日本
サラリーマンを辞めた今、直接上司の悪口を聞く機会はなくなりました。
しかしながら、ネット空間では様々な上司の悪口に溢れています。
その悪口の多くは「上司の無能さ」に起因することが多いかと思います。
きちんと報告したのに「聞いていない!」と言われたり、
上司の指示通り行ったのに「勝手にやるな!」と言われたり、
無意味な資料を大量に作らされたりと、
似たような話は多々あります。
こう言った無能な上司に当たるのはサラリーマンにとって不幸ではありますが、
有能な上司ならラッキーか?と言えば、
事はそう簡単な話ではないかと思います。
理はどっちにあるのか?
無能上司の理不尽な命令に振り回される場合、
理は明らかにこちらにあります。
悪いのは向こうなので、
「またか...」というあきらめにも似た気持ちになり、
うんざりとすることは多々あります。
しかしながら、有能だが性格が異様に悪い上司の場合、
事態は逆転する可能性もあります。
仕事のミスとかについて、
理詰めでネチョネチョと説教をくらうわけですが、
これがイチイチ上司の言っていることは正しい...
言い方・指導法については大きな問題はあるものの、
「言っていることは正しい」
というタイプに当たった場合は、
ある意味、理は向こうにあるわけで、
これが続くと「オレはなんて仕事ができないんだ...」
と自己嫌悪に陥る可能性があります。
無能上司の方が良いかもしれない
有能で性格に難がある上司に当たると、
逃げ道がなくなってシンドイと思います。
そう考えると、無能な上司に当たって、
そいつを内心見下しながら、
粛々と仕事をこなしている方がまだ楽かな?
なんてことを考えて、
サラリーマン時代の仕事に耐えていたことをふと思い出しました。
とは言っても、やはり理想は
「上司のいない生活」
であることは言うまでもありません。
この素晴らしさは、サラリーマン時代の想像をはるかに超えていますね。
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