2019年12月10日火曜日

20代で転職する若手が増加と聞いて思う事

最近よく聞く20代での転職


最近若手がすぐ辞める!という話を同世代の友人から聞くことが多くなりました。
統計的に若手の退職が本当に増えているのかはよく分かりませんが、
最近の人手不足の影響からか、若手が転職するのは容易になっているらしいです。

中高年はお土産(割増退職金)付きで退職させようとする一方で、
若手社員は積極的に採用しようと言う、
いびつな日本の会社の構造が見て取れますね。

それはさておき、20代で転職が可能という環境は、
若手にとっては悪くないかと思います。

希望職種でないから転職


転職理由で多いのは「希望する職種でないから」とのこと。
入社4~5年目で希望職種に就けていない場合、
永遠に希望職種に就けない可能性はかなり高いので、
同業他社でそのポストが用意されるなら転職もありかと思います。

ただこの場合、第二新卒に近い形なんですよね~。
なので、言い方はあまりよくないですが、
格下の企業への転職が多いわけです。

従って、次のようなリスクはあります。

① 生涯獲得賃金は下がる可能性が高い
② 転職先でも転勤により違う職種になる可能性はある
③ 社風があわない可能性もある

信頼できる知人や友人が転職先にいる場合、
確度の高い情報で先方の情報が入手できる場合もありますが、
エージェント経由とかだと騙される可能性も高いです。

「辞めなきゃよかった...」

客観的に見ると、転職元と転職先の企業名を聞く限り、
この可能性が高そうな転職も多いですね。

転職というオプションが使えるのは良いことですが、
何事も慎重に事を進める必要があるかと思います。


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3 件のコメント:

  1. そうなんです!入職して、何の技能も身についていないうちに、
    「なんか違うから辞める」スタイルがはびこっています。
    風潮なのでしょうか。ワークライフバランスを取りながら
    暮らせる時代ならではの発想でしょうか。

    にしても、少しの努力もしないで周りが自分に合わせろ的な
    20代が目に付くのは、ゆとり教育のアレ?と心配になります。

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    1. 友人は「何であんな仕事のできない若手が転職できるんだ?」
      というポイントを不思議がっていました。

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