2019年12月14日土曜日

セミリタイア生活のミニマリスト的発想の落し穴 ② 住居費

家賃は相当程度まで下げることは可能だが...


セミリタイア生活を計画する場合、一番頭を悩ませるのが家賃の問題です。
既に住む家を確保している人を除けば、
生活費の中で一番高いのが家賃というケースも多いでしょう。
実は私もその一人です。

一方、住むエリアを選ばなければ、
家賃1万円台という物件も散見されるのが今の日本です。

また、都心に近いエリアでも、築年数の古いアパートなどは、
相当格安な料金で借りれるケースもあります。

例えば、月1万円の家賃の物件に死ぬまで住むと考えれば、
30歳~90歳までの住居費を考えてもトータルで720万円です。
こう考えると、セミリタイア生活はぐっと現実的なものになります。

ただの寝る場所から生活の中心の場所へ


セミリタイア生活に入ると、大抵の方は家にいる時間が激増します。
人によってはほとんど家から出ない!なんてケースもあるかもしれません。

従って、あまりに狭い家に住み続ける前提で良いのか?
縁もゆかりもない田舎・郊外暮らしに本当に耐えられるか?
という点については、じっくり考える必要があります。

この点においては、
「広い家など全くの無意味」
「むしろ知り合いのいない田舎のが良い」
という価値観の方もいますので、自分のタイプを見極める必要がありますね。

いずれにしましても、サラリーマン時代は単なる寝る場所だった我が家は、
セミリタイア生活に入ると生活の中心の場へとなりますので、
家賃の安さだけに飛びつくのは危険かと思います。

ちなみに私は、30代前半は4畳程度の社員寮
(風呂・トイレ共同)に住んでいた経験から、
あの圧迫感のある生活に戻りたくないというのが根っこにあります。
なので、それなりの広さを家には求めます。

まあ、賃貸なら嫌だったら引っ越せば良いのですが、
極端に家賃を低く設定している場合、
引越先は限定されるので注意は必要じゃないかと考えます。

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4 件のコメント:

  1. 住む場所はライフスタイルを変えますからねー。
    持ち家だとしてもメンテナンスは手もお金も掛かる訳ですから、
    必要な都度移動できる身軽さがセミリタイア生活には
    合っているように思えてきています。

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    1. 私のライフスタイルはまだまだ安定していないので、
      いつでも移動できるの重要です。
      経済的に厳しくなったらより遠くより狭くもやむを得ないという覚悟は一応あります。

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  2. たびたびすみません。
    住まいの選択は、経済的な面もさることながら、
    暮らし方の変化(望んでのこともあり、突発事象によることもあり)
    によっても考えるべき局面がやってくると実感しております。

    同時に、住む場所を変えることで、ライフスタイルが変わって
    結果ハッピー♪もありえます。ともかく動ける自由は必要ですね。

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    1. 動ける自由のメリットを考えると自宅購入に踏み切るのは勇気がいります。
      ただ、ある程度の流動性の高いマンションとかだと、
      自由度はある程度あるのかな?とは思います。

      街に重点を置くと、1回賃貸で住んだ街で、
      持家をじっくり探すのもありかもしれません。

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