2019年12月30日月曜日

退職慰留は労働組合対策なんだって!

労働組合対策としての退職慰留


退職に際して慰留されるかどうかについては、
その人の置かれている状況によって変わるとは思います。

その人が極めて優秀で、その人がいなければ仕事が回らない!
そんな状況ならば慰留はされるでしょうが、
できれば辞めて欲しいと思っていた人が自分から辞める場合は、
少なくとも現場レベルでは慰留はされないでしょう。

ただし、私が所属していた会社では、
後者の人に対しても一応は慰留のオファーを出す慣習がありました。

そして、内心は「辞めてくれてありがたい!」と思いながらも慰留すると、
「じゃあ辞めるのやめました!」なんてがっかりな事もありました。

何故そんなことをするのかずっとわからなかったですが、
それがどうやら労働組合対策らしいと分かりました。

慰留しないと面倒なことになるらしい...


確かにパワハラ的な事があって辞める場合や、
休みが満足にとれないから辞めると言った場合で、
現場サイドで全く何の改善もせずに、
被害者的な立場の従業員が辞めると言って
「あっそうですか...」
で終わりと言うのは問題があります。
ここは労働組合の出番というのはわからないでもありません。

ただし、従業員サイドに問題がある場合でも、
一応は慰留するというのはあまりに形式的ですね。

「慰留したんですけど残念ながら辞めました!」
という形にはしないとあとあと面倒なことにもなるかもしれないらしいです。

退職計画の際には一応留意しておくべきかな?


退職をする際に慰留されるかされないか?
この辺は社風的なものもあるかと思いますが、
労働組合が強い会社というのは慰留される傾向が強いかもしれません。

アーリーリタイアで辞めようという場合、
慰留されたから撤回するということはないでしょうが、
一応、慰留された時に断る文言は考えておいた方が良いでしょうね。

もう一つはスケジュール感の問題ですかね?
私の場合でも、退職を申し出てから慰留されるまで1週間以上あきました。
慰留の条件などを上で検討していて時間がかかったようで、
このタイミングの問題で退職が1か月遅れました。

会社によっては拍子抜けするぐらいあっさりという場合もあるでしょうが、
すっきりとアーリーリタイア生活をスタートできるように、
退職計画には慰留リスクを加味しておいた方が良いかと思います。

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