セミリタイア後に仕事をしたい気持ちはあるか？
今仕事をしたいか？と聞かれれば、その気持ちはゼロではありません。
会社を辞めて2年、それで仕事をしたい気持ちが少しでもあると言うと、
セミリタイア的生き方を否定する人から見たら
「それ見たことか！」
「だから会社を辞めるなって言ったんだ！」
なんてことを言われそうですが、それはちょっと違います。
まずはこの点について述べてみたいと思います。
ビジネスシーンの第一線で活躍している友人の話などを聞くと、
なるほど、面白そうな仕事だな！と思う事はあります。
特に、自分が希望していた職種に近い仕事をしている人の話など聞くと、
自分も一度同じステージに立ってみたかったな～、
なんて希望はなくはありません。
ただし、昔に戻って人生をやり直したいとも思わなければ、
今から努力してビジネスの第一線に立ちたいとかは全く思いません。
理由は大きく言って2つあります。
やはり彼らは忙しすぎる生活を過ごしています。
仮に仕事にやりがいがあったとしても、
毎日のように遅くまで働き、土日も返上が当然...
この生活が素晴らしいとは今の自分にはどうしても思えません。
後は仕事内容とは別に、人間関係のトラブル・面倒事はどこでもありますからね。
この辺りの問題が全くない職場というのは自分には全くイメージできません。
そう考えますと、仕事内容によっては仕事をしたい気持ちは無くはないけど、
今の快適なセミリタイア生活を捨ててまでやりたい仕事はない！
というのが今の率直な気持ちですね。
仕事を続ければ良かったと思ったことはない！
「やっぱり会社を辞めないであのまま仕事を続ければ良かった！」
これは全くありません。
40代でずっと仕事がつまらなかったのに、
50代以降に急に仕事が面白くなるなんてことはありえません。
給与面でも役職定年、嘱託再雇用と二段階で大幅に下がることが予想されます。
このような環境で65歳～70歳まで働くという選択肢はなかったです。
そういう意味では、会社を辞めたことに後悔は全くありません。
少々回りくどい説明になってしまいましたが、
会社を辞めて2年経った自分の仕事に対する考え方をまとめてみました。
要は、
サラリーマン時代に自分のやっていた仕事の延長線上にはやりがいなどなく、
やりがいのある仕事へ移れる可能性は果てしなく低い、
万一移れたとしても激務が待っている...
ということです。
そう考えれば、セミリタイアという選択をしたのは中々良かったのではないか？
そんな風に考えている次第です。
にほんブログ村
0 件のコメント:
コメントを投稿