2019年4月18日木曜日

「稼いだ分貰えない」「払った分貰えない」のが今の日本社会

稼いだ分貰えないという悲劇

例えば、私が勤めていた会社がなるほど内部留保を積み過ぎていたと反省し、
給与を大盤振る舞い的に上げると致します。
現役の社員は喜ぶでしょうがが、既に辞めてしまった私には何のメリットもありません。

そもそも内部留保を積み過ぎていたのが、
過去に利益に応じた給与を支払わなかったことにあるのであれば、
遡って給与を支給しないと不公平ではないかと思います。

儲かっていたら給与を上げるは当然ですが、
内部留保を取り崩してまで給与として支払う場合はちょっと違和感があります。

もちろん、過去10年間在籍していた社員に対して、
辞めた人も含めて特別ボーナスを支払う!
なんてのは会計処理の問題も含めて現実的ではないとは思いますが。

払った分貰えない悲劇

年金なんかはこれとは逆の構図になっていて、
昔それほど払っていなかった人が今たくさんもらっていて、
今払っている人が将来的には払った分は貰えないのではないか?
という疑心暗鬼な状態となっています。

納得のいく仕組みづくりが重要だと思いますが

上記も含めて、誰もが納得いく公平な仕組み作りは難しいとは思いますが、
ちょっと今の日本の社会的枠組みは色々なところに問題が散見されます。

「働いた分だけ報われない」というのは、
私がサラリーマンを辞めて理由の一つでもありますが、
この辺のうまい解決策というのは聞いたことがありませんね。

バイトも含めた全員の貢献度に応じて給与を支払う仕組みがあればよいですが、
今の仕組みは手柄はすべてトップ・マネージメントが持っていきますからね。
この辺は本当に何とかしてほしいと思います。

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