定年が60歳から70歳への衝撃 - 20代の自分は想定していなかった
30年程前に新入社員だった自分は「60歳定年」を前提として、
社会人生活のスタートを切ることになりました。
20代前半の若者だった私から見て60歳は気の遠くなるほど先の話でしたが、
定年後に余生を楽しむというイメージは何となくあったような気がします。
と言っても「楽しむ期間」のイメージは10年くらいですかね?
要するに60歳~70歳はまだまだアクティブに動けそうだけど、
70歳以降はおとなしく生活するだろうな、なんて感じです。
これが今の新入社員は「70歳定年」を前提に働き始めるのです。
私が20代に思い描いていた「楽しむ期間」を丸々労働に費やすイメージです。
自分が20代の頃に70歳まで働くのが一般的だったらどうだったか?
70歳から余生を楽しむイメージができたか?
それ以前に70歳まで頑張って働くイメージができたか?
何となく無理だったような気がしますね。
アーリーリタイアという選択肢の重要性
ざくっとしたイメージですが、
「60歳までなら頑張って働こう、ただ70歳までは嫌だ!」
という若年層は今後もっと増えてくるような気がします。
我々の世代は60歳定年がいつのまにか65歳に延長され、
それが70歳まで延長されようとしているわけですが、
今の若者は最初から70歳という設定であり、
ひょっとしたらそれすら延長、または、
定年そのものがなくなる可能性も高いわけです。
ここに来てようやく「定年を自分で決める時代」が到来ですかね?
自分も「60歳定年が当然!」という常識に囚われていなければ、
やっぱり50歳くらいでリタイアしたいと考えていた可能性が高いですね。
とすれば結局今と同じ結論になるわけですが (苦笑)、
そこまでの経緯は全然違うでしょうね。
サラリーマン時代をもっと悠然とすごせたというか、
心にもう少し余裕が持てたいうか....
いずれにしましても、アーリーリタイアは今後増えるでしょうね。
何しろこれからの時代は、65歳で仕事辞めてもアーリーリタイアですからね。
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