2019年4月28日日曜日

1日2~3時間くらい自由時間がなければ生きる楽しみなんかない

1日2~3時間の自由時間を確保するということ


















10連休と言っても昨日の土曜日は通常営業のお店が多かったですね。
私の数少ない行きつけの定食屋もその一つです。
そのお店の常連同士でちょっと気になる会話をしました。

会話をリードしたのは60代と思われる男女です。
男性は中小企業 (たぶん工務店) 勤務、
女性はパート清掃員の仕事をしているようです。

会話のテーマは「忙しくて時間がない」ということでした。

中小企業のおじさんの方は、働き方改革なんてウチは関係ないから
10連休はほとんど出社だなどと嘆いていました。

女性の方は、10連休は一応休みになるものの、
仕事から帰って家事をこなさなければいけないので普段は忙しいとのこと。
ひとしきり会社と仕事の愚痴を言った後 (これが長かった!)
その会話の最後のシメとして言っていたことが印象に残りました。
それは、

「それでも2~3時間は自分の時間を作るようにしているのよ。
   そうじゃなきゃ生きてても全然楽しくないじゃない!」

というようなものです。
 
1日2~3時間の自由時間で本当に良いのか?

上記のセリフについては、自分もセミリタイアを考え始めた時、
ほとんど同じような事を考えていました。

私が仕事が忙しい時期は、平日は帰って寝るだけ+休日出勤あり。
たまの休日は疲れをとるだけ。
これで仕事がつまらなかったので最悪の人生です。
せめて2~3時間でも自由時間が欲しい!
その点は上記の女性の考え方と同じです。

ただ実際にその後に仕事がある程度暇になって考えると
平日の2~3時間の自由時間だけではまるで十分ではありません。
主要なポイントをまとめますと、

・2~3時間と言っても仕事で疲れ切った後の2~3時間である
・そもそも2~3時間では全く時間が足りない
・仕事次第ではそれすら確保できない

と言ったところですね。

特に一番最初の項目は非常にインパクトが大きかったです。
仕事で疲れ切った後で明日も仕事がある、
翌日叱責されるのが確実、なんて状態で自由時間が楽しめますかね?
私には無理ですね。

文句を言いつつも仕事が好きな人とそうでない人

ただ上記の女性は仕事を辞める気は当面ないとのこと。
「生活ができなくなる」というのを理由にしていましたが、
どうもそれだけが理由でないようです。

「給与は他の人よりちょっと多めに貰っている」
「会社に頼りにされている」
なんてのが会話の中にさりげなく挿入されていましたからね。

「忙しすぎる」という問題に対する解決策は、
それなりに仕事が好きな人であれば少しでも自由時間を確保する努力をする、
こういった方向性で良いかと思います。
上記の女性の場合はこのパターンですね。

それでは、仕事が好きでもなく、会社に評価もされていない場合はどうするか?

転職などで環境を変えるというのも一考ですが、
セミリタイアというのも一つの解決策かと思いますね。

1日2~3時間の自由時間 VS 1日24時間の自由時間。
勝敗は明らかなんですけど、このことを本気で考える人はまだまだ少数派。
そんなことを考えました。


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