お正月の海外旅行が一番の楽しみ?
年末年始に実家・海外で過ごされた方もそろそろ通常モードに戻った頃でしょうか?
この時期になると思い出すのが、かなり昔に正月番組を見ていた時に、
ある演歌界の大物歌手がハワイでTVのインタビューに答えていて、
次のような内容の事を語っていたことです。
「ハワイで過ごすお正月は本当に楽しいです。
こんなにも楽しい時間を過ごせるから、どんなにつらいお仕事でも、
来年のお正月にまたハワイに来れるように頑張ろう!と思うんですよ。」
私がこのインタビューを聞いた時は素直に共感を覚えて、
自分も年末年始には海外で休暇がとれるように仕事を頑張ろう!と思いました。
月日は流れて、サラーマン生活もある程度年月が経ってみると、
一応年末年始を海外で過ごすことができる(エコノミーな旅行ですが)
ようになってから我が身を振り返ると、
とても同じような心境になれないことに気が付きました。
つまり、正月休みに旅行に行っても「帰ったら仕事を頑張ろう」
などとはとても思えず、「帰りたくない」もしくは
「そもそも仕事が気になってゆっくりできない」
というような心境だったということです。
同じように年末年始を海外で過ごして
(同じと言ってもグレードは相当違うでしょうが)、
これだけ心境に違いがでる原因はなぜか?というのを考えましたが、
やはりそれは第一に「 仕事内容の違い」かと思います。
当然の事ですが、自分の夢を相当な努力な末勝ち取られた方と、
好きでもない仕事をやっているサラリーマンの自分では仕事の内容が違いすぎます。
自分の努力・才能その他諸々の不足は素直に認めるところではありますが、
自分のやっていた仕事はそもそも「仕事を頑張ろう」
という類のものではなかったですね。
海外旅行 and/or 海外移住をメインに据える
そういうわけなので、本件に関しては、自分はある時から
「発想の転換」をするようになりました。
そんなに年末年始に海外で過ごすのが楽しいのであれば、
いっそ海外で暮らせばずっと楽しいのではないか?と思ったわけです。
私は幸いなことに、高級ホテルに宿泊することをはじめとした
「贅沢型旅行」には元々興味はありません。
海外で暮らすだけなら安くすみます。
例えば、タイなら物価が上昇したとはいえ、まだまだ安く暮らすことができます。
セミリタイアを考え始めたころには、
「海外移住」というのはセミリタイアへの重要な動機付けになりました。
今でも、海外ロングステイというのは選択肢の一つで
近々下見旅行に行く予定です。
そもそもサラリーマン時代は、休暇中でも普通に仕事の件で
携帯電話に着信があるような環境でしたから、
心の底からリラックスできるはずがありません
(休暇中なのに電話にすぐでないと怒られる)。
ましてや、メールだけは毎朝チェックしろ!なんて言うのは本来論外のはずです
(旅行の荷物で一番重いのは会社のパソコン、
しかも壊れ物なので移動中はいつもハンドキャリー)。
セミリタイア生活は始まったばかりで、
まだまだ手探りの段階で、
「毎日がバカンス」という状態からはまだまだほど遠いですが、
とりあえず日々リラックスだけはできているかな?
と思っています。
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