2018年1月6日土曜日

楽しめなかった正月旅行

お正月の海外旅行が一番の楽しみ?

年末年始に実家・海外で過ごされた方もそろそろ通常モードに戻った頃でしょうか?
この時期になると思い出すのが、かなり昔に正月番組を見ていた時に、
ある演歌界の大物歌手がハワイでTVのインタビューに答えていて、
次のような内容の事を語っていたことです。

「ハワイで過ごすお正月は本当に楽しいです。
こんなにも楽しい時間を過ごせるから、どんなにつらいお仕事でも、
来年のお正月にまたハワイに来れるように頑張ろう!と思うんですよ。」

私がこのインタビューを聞いた時は素直に共感を覚えて、
自分も年末年始には海外で休暇がとれるように仕事を頑張ろう!と思いました。

月日は流れて、サラーマン生活もある程度年月が経ってみると、
一応年末年始を海外で過ごすことができる(エコノミーな旅行ですが)
ようになってから我が身を振り返ると、
とても同じような心境になれないことに気が付きました。

つまり、正月休みに旅行に行っても「帰ったら仕事を頑張ろう」
などとはとても思えず、「帰りたくない」もしくは
「そもそも仕事が気になってゆっくりできない」
というような心境だったということです。

同じように年末年始を海外で過ごして
(同じと言ってもグレードは相当違うでしょうが)、
これだけ心境に違いがでる原因はなぜか?というのを考えましたが、
やはりそれは第一に「 仕事内容の違い」かと思います。

当然の事ですが、自分の夢を相当な努力な末勝ち取られた方と、
好きでもない仕事をやっているサラリーマンの自分では仕事の内容が違いすぎます。
自分の努力・才能その他諸々の不足は素直に認めるところではありますが、
自分のやっていた仕事はそもそも「仕事を頑張ろう」
という類のものではなかったですね。

海外旅行 and/or 海外移住をメインに据える

そういうわけなので、本件に関しては、自分はある時から
「発想の転換」をするようになりました。
そんなに年末年始に海外で過ごすのが楽しいのであれば、
いっそ海外で暮らせばずっと楽しいのではないか?と思ったわけです。

私は幸いなことに、高級ホテルに宿泊することをはじめとした
「贅沢型旅行」には元々興味はありません。
海外で暮らすだけなら安くすみます。
例えば、タイなら物価が上昇したとはいえ、まだまだ安く暮らすことができます。

セミリタイアを考え始めたころには、
「海外移住」というのはセミリタイアへの重要な動機付けになりました。
今でも、海外ロングステイというのは選択肢の一つで
近々下見旅行に行く予定です。

そもそもサラリーマン時代は、休暇中でも普通に仕事の件で
携帯電話に着信があるような環境でしたから、
心の底からリラックスできるはずがありません
(休暇中なのに電話にすぐでないと怒られる)。
ましてや、メールだけは毎朝チェックしろ!なんて言うのは本来論外のはずです
(旅行の荷物で一番重いのは会社のパソコン、
 しかも壊れ物なので移動中はいつもハンドキャリー)。

セミリタイア生活は始まったばかりで、
まだまだ手探りの段階で、
「毎日がバカンス」という状態からはまだまだほど遠いですが、
とりあえず日々リラックスだけはできているかな?
と思っています。



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