2018年1月20日土曜日

出世するメリットのない時代へ

支店長ともなると専用運転手がいた時代に就職した

私が最初に勤務したのは金融機関の営業店でした。
人員は50名強程度の中規模店舗ではありましたが、
支店長ともなると「支店長車 + 運転手」がついていました。

新人時代の自分は、支店長クラスになるとそういう待遇になるのだな!
とそれなりの羨望の眼差しで見ていたような思い出があります。

※ 支店長車といっても、支店長が使わないときは、
 他の営業課員も使用することができましたし、
 もちろんお客さんの送迎に使うこともありました。

経費削減の嵐

その後、会社全体の収益が悪化してくると、経費見直しの一環で、
このような専用車は大型店舗を除き廃止されることとなりました。

「そもそも支店長車なんかがあるのがけしからん!」
という議論はさておき、自分が20代の頃に見ていた支店長や部長のイメージと
今の支店長や部長のイメージは大きく異なりますね。

私はすでに転職しているので、20代の頃とは単純比較できませんが、
20代の頃見ていた上席役職者はもう少し余裕があったかな?と思います。

今は様相がかなり違っており、仕事量も増え余裕がなくなっているように見えます。
正直言いまして、部長が課長より長く働いていて、
ヘロヘロになっている姿を見せられたら、
新入社員なんか夢も希望もないと思いますよ。
「30年働いて出世したの生活がこれかよ!」とね。

どうも人員削減とか経費削減とかのコスト意識が行き過ぎた結果、
社会全体が息苦しくなっている気がしますね。
この辺に関しては、これから良くなっていくとはとても思えません。

出世してもダメ!もちろん出世しなくてもダメ!
ならばやはり違う道を探さなければダメですね。
自分はそれがセミリタイアだったという事です。



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