2021年11月21日日曜日

「老後の資産も遊ばさせてはならない!」ってどうしょう?

年金受給後は投資は辞める!


例えば、70歳で資産3,000万円を持っていて、
年金収入が毎月20万円あるケースを想定してみます。

まあ、毎月20万円ものキャッシュインがあれば餓死することはないでしょうから、
3,000万円の資産は好きなように使えばいいさ!
なんてことを私なんかは思います。

なので、この3,000万円の効率的資産運用は?とか、
年金が0円になったらどうやって生きていくか?なんてことを考えるのは、
残りの人生を考えたら得策ではないかと思います。

老後の資産も遊ばさせてはならない!


ただ、老後の資産こそ遊ばせてはならない!という考えもあります。
特に、お子さんがいらっしゃる場合です。

3,000万円をキャッシュで保有して使っていくだけなら、
資産は目減りしていくだけですが、
適切なポートフォリオを組んで運用すれば、
資産の目減りを抑えることができるとともに、
場合によっては資産が増えるかもしれません。

どうせ月20万円もあれば生活はしていけるのだから、
3,000万円はかわいいお子さんの為に、
運用して増やしておきましょうよ!
なんて考えがそれです。

子供に資産を残す必要はない?


子供のいない私が言っても説得力も何もありゃしませんが、
70歳とかになって、40歳とかの息子・娘に資産をできるだけ多く残そう!
そんなことを考えて老後を過ごすというのは如何なものでしょうかね?

介護とかで子供の手を借りないで済むように、
その分の老人ホーム代とかをキープしておくとか、
葬儀代くらいは自分の資産からというのはわかりますが、
それ以上のことは考えなくて良い気もします。

寿命間近にリーマンショックが来たら...


適切なポートフォリオを組んだところで、
リーマンショック級のクラッシュが起これば、
資産の2~3割くらいは毀損する可能性もあります。

そのまま持っていれば資産は元に戻る可能性は高いですが、
元に戻る頃には寿命を迎えている可能性もありますね。

この辺のことも考えると、
老後の資産は遊ばせてはならない!
というのはどうだろうとは思います。

私は70歳を過ぎたら、葬儀代の100万円くらいを別にして、
貯金0円に向けてひた走ろうと思っているのですが、
子供とかいるとそういう発想にはならないのでしょうかね??

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6 件のコメント:

  1. 家の解体費も残す必要ある。

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    1. そうですね。遺品整理とかその辺の費用も考慮に入れる必要がありそうです。

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  2. 「子供がいれば子供に資産を残してあげたい」
    「子供がいなけりゃ生きてるうちに資産を使いたい」
    それは至極当たり前だと思うのですが、
    逆に、子供もいないのに必死でお金稼いで
    死後余ったら大量の資産を国に納めるのが
    長生きリスクのための「安心税」だからとか言ってる
    セミリタイアブログもたまに見かけるので
    そっちのほうには違和感があります。

    それも、「紀州のドンファン」みたいな生き方が
    正しいのかどうかが
    今でも賛否両論なのにも通じてるのかなと。
    ドンファンもいつまでも女遊びしたいとはいえ
    70代後半まで必死で金稼ぎを続ける必要があったのか?
    ということですね。
    まあ、女遊びとは別に
    金を使って他人に対して優越感を感じたいという
    欲求が強かったんだとは思いますが・・・

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    1. 死後に大量の資産を国に没収されて
      「長生きリスクの安心税」
      という発想は私にもありませんね。

      紀州のドンファンについて言えば、
      それなりのポジションでビジネスを展開するのも、
      彼にとっては生き甲斐的なものだったのでは?
      と勝手に推測していますが、
      本当のところはどうなんでしょうね?

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  3. 独り身の私も資産を使い切れず遺す可能性について真剣に考えていたことがあります。紆余曲折の末、使い切れるかどうかを「気にしない」という結論になりました。資産を使い切るか否かという観点ではなく、自分が幸福に生活できるかという観点の方が重要だと考えたからです。

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    1. 私も基本的な考えには同意致しますが、「お金が余っても気にしない」とまで達観した心境には至ってないといったところです。

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