老後は本当に使うお金が減るのか?
セミリタイア計画を立てるにあたって、
老年期には使うお金が減少していくという前提で
立案するケースは多いと思います。
確かに、食べる量が30代より60代の方が多いという人はいないでしょうが、
食べ物に求めるクオリティは高くなるのではないかと思います。
要するに、食品単価 × 量で考えた場合、
必ずしも老齢期に食費が安くなる前提が正しいとは限らないのでは?
という事です。
そこで、自分の一人焼肉を例にとり、その遍歴を辿って、
このことについて考えてみたいと思います。
焼肉食べ放題 & 飲み放題が基本 (~40代まで)
【20代 - 3,000円】
・20代は質より量を実践していった感じですね。
3千円程度で焼肉食べ放題&飲み放題みたいな店に行っていました。
【30代 - 4,000円】
・30代も基本的な傾向は変わらずですが、
若干質にもこだわるように。
チェーン系の焼肉食べ放題でも、最低ランクのものではなく、
少し高めで牛タンとかも頼めるコースが中心へ。
それでも、4,000円ちょいですが...
【40代 - 6,000円】
・40代くらいになりますと、仕事等でちょいと良い店にも行くようになるので、
普通の食べ放題ランクの肉だと物足りなさを感じてきます。
食べ放題だとプレミアクラスでもたまにはいいかな...
という感じになってきました。
50代からは完全に質的方向へシフト
【50代 - 3,000円 + α】
・50代になりますと、そもそも焼肉食べ放題など行きたくなります。
ただ、50代半ばの自分の今時点の感覚では、
焼肉が食べたくないわけではありません。
少量の良いお肉を軽く頂き、ビールもちょっと、
そんな感じで良いです。
今時点では、ちょっとだけ高い焼肉ランチにビール1本、
このくらいがちょうどよい感じで、
これだと3,000円程度でおさまります。
ただ、調子のよい時はビールもう1本だったり、
追加のカルビを一皿などを頼みたくなるので、
+αがあった方が良いかも?
実は40代が食費MAXかも?
上記は全くの個人的な経験・趣向ではありますが、
ある程度同じパターンのいる人もいるでのはないかと思います。
このように見ていきますと、
若い時期から比べて衰えもそれほどなく、
それでいて質的なものにも拘っていく40代くらいが、
一番食費的なコストはかかっているのではないかと思います。
もちろん、若い時期から老年まで常に超絶節約生活で、
最低ランクの物でも良ければ、
食費的なものは素直に逓減していくでしょうが、
それが前提の計画はちょいと寂しすぎるかな?と言ったところです。
まあ、私も50代にして焼肉食べ放題に魅力を感じなくなるとは思わなかったので、
この辺りは個人差もあって、計画に組み込むのは難しいとは思いますが...
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