人生は25百万円貯めた時点で勝ち?
FIRE理論の4%ルールが正しいならば、
年間100万円で暮らすには資産2,500万円が必要となります。
そして一部の人が主張する、
「生活費は年間100万円もあれば十分!」
というものが正しいならば、
人生は25百万円貯めた時点で勝ちになります。
相場変動のバッファーは必要か?
しかしながら、相場というのは波がありますので、
2~3割の資産減は見込む必要があるかと思います。
25百万円の資産が3割減で17.5百万円、
こうなっても平然としていられるか...
不労所得にこだわる為の安心には、
やはりそれなりのバッファーが必要かと思いますが、
資産3割減までのリスクを見込むとすると、
35.7百万円の資産が必要となります。
(35.7百万円 × 70% = 25.0百万円)
このあたりまで考慮すると、
年間100万円生活へのハードルは結構高い気も致します。
25百万円も持っているのに生活保護以下の生活
仮に30歳で25百万円の資産を築いたとすると、
これはなかなかの偉業を達成したと言えます。
しかしそれでいて、その偉業の結果待っているのが、
年間100万円での生活だとすれば、
働かなくても良いとはいえ、それは努力に見合うものなのか??
100万円生活を実践している人の多くはYES!という回答でしょうが、
万人が納得するには相当無理がある気が致します。
お金がなくなれば働けば良い ← 本当?
上記で述べたバッファーでの上積み部分について、
資産が相場下落で毀損したのであれば、
その時は働けば良い!という考えもあります。
また、資産25百万円で年間100万円生活が侘しいのであれば、
年間100万円分くらいは働いて、年間200万円にすれば良いのでは?
という考えもあります。
ただ労働がマストの人生プランであるならば、
本来のFIREという趣旨からは結構遠ざかる気も致します。
こういったことを考慮すると、
資産25百万円で年間100万円生活で人生安泰!
というのは、私みたいな心配性の人にとっては少々無理があるように映りますね。
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