2021年8月21日土曜日

「貧乏でも長生きしたい!」ですか?

病院での老婦人の言葉


病院の待合室で聞こえてくる会話というのはたわいもないものが多いですが、
時に「おっ!」というものが聞こえてくることがあります。

「貧乏でも良いから長生きしたいわよね!」

という老婦人から発せられた言葉もその一つです。

私はこの言葉を聞いたときに、

「うーん、そういうものなのかな??」

とちょっと唸ってしまったので、
この言葉の意味について考えて見たいと思います。

長生きについての私のスタンス


私の今現在の長生きに対するスタンスですが、

・人より長生きしたいとかは思わない
・といって、60代で人生を終えるのはちょっと嫌
・まあ、なんやかんやで80歳過ぎまでは生きる気がしている

といったところです。

前述の発言をした老婦人は70代半ばくらいです。

私が70代半ばくらいまで生きたとすれば、
まあ後は淡々と日々生活していくだけかな??
なんてことを漠然と思うような気がしているのですが、
むしろ今より生に執着する可能性もあるかもな...
なんてことを思ったのです。

私が唸ったポイントはここですね。

「貧乏」というワードに騙されない


実は上述の病院の所在地は比較的生活水準の高いエリアにあります。
(私の家の近所の病院ではありません。)

加えて、その老婦人の身なりを見ると、
普通に小奇麗にしており、私のイメージする貧乏とは程遠いです。

なので恐らく、豪邸で豪勢な暮らしをしているわけでないことを、
「貧乏」と表現しているだけなんじゃないかと思います。

本当に日々食事にも困るような貧乏だったら、
長生きしたいなんて発想はないでしょうからね...

長生きしたくなる環境は揃っているかも?


私はセミリタイア生活に入ったことにより、
人生で一番嫌な思いをしたといってもよいサラリーマン生活を終え、
日々それなりに楽しい生活を過ごしています。

これが70歳過ぎて年金生活に入ることによって、
年金というキャッシュフローが入ることにより経済基盤が強化され、
体調的にもそこそこをキープできていて、
同じように年金生活に入った友人達と遊ぶ機会も増えたりするなら、
長生きしたいと思う環境は今以上に揃っているかもしれませんね。

私はセミリタイア生活者の中では、
老後のことを考えている方かと思っていましたが、
老後の心境については甘い見通しを持っていたかもしれないな、
なんてことを考えさせられました。
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