2019年5月21日火曜日

セミリタイアへの本気度について ④ セミリタイアで失う既得権益との関係

セミリタイアで失うものとは?


セミリタイアして失敗した!と思って再就職しようと思っても、
日本では前職と同じ給与を得るのは極めて困難です。

セミリタイアで失う一番のものはこの「既得権益」ではないか?
私はそう考えます。

例えば私が諸事情で本気で就職しようと思ったとしても、
50過ぎで2年のブランクのあるおじさんを積極的に採用する企業はないでしょう。
なので、前と同じ給与どころか就職すらも危ういかもしれません。

この点において、やはりセミリタイアというのは一大決心ではないかと思います。
元にはもどれないわけですから。

極めて特殊な才能・技能があるので、2~3年程度のブランクがあっても、
いつでも好条件で再就職が可能という人を除けば(めったにいないと思いますが)、
セミリタイアは「既得権益」を手放すわけですから
そう簡単な決断ではないと思います。

慎重なくらいが丁度よい


セミリタイア系ブログでは早くセミリタイアしたほうが勝ち!
という趣旨の主張をされている方もいらっしゃいますが、
やはりセミリタイア資金と残りの人生の時間のバランスは重要です

私はセミリタイア後の極端な節約生活や過度な労働、
いずれも好まなかったのでセミリタイアが遅れた側面もあります。

早く会社を辞めたい気持ちは非常によくわかりますが、
ここは慎重すぎるくらいの計画で良いのかな?と思います。

要するに、「早くセミリタイアした方が本気度が高い」というわけでもないし、
別に早くセミリタイアしたからと言って誰からも褒めてもらえません。

むしろミドル層(40代~50代)でそれなりの給与の方は、
今一度、自分が恵まれた立場にいることを考えた方が良いかもしれません。
それでも会社を辞めたい!というのであれば、
やはりそれは本気でセミリタイアしたいということになるわけですから。


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2 件のコメント:

  1. セミリタイアマウンティングができるのもブログ村だけだからなあ

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    1. よく考えれば極めて特殊な世界ですね。

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