我が家の近くには昔ながらの商店街がいくつかあります。
混雑しているのは八百屋系のお店と総菜系のお店ですね。
夕刻ともなると比較的活気のある光景が見られます。
一方、普段お客さんの入っているのをほとんど見かけないお店もあります。
雑貨屋さんというか金物屋さんというかそういうお店です。
金物屋さんによっては太い固定客相手に手堅い商売をしているところや、
電話一本で即配送に対応するなどフットワークを売りにしているお店など、
老舗ならでは事業を展開しているところもあると聞きますが、
我が家の近所のお店とはちょっと違うような...
店主は高齢の方で、店の奥でいつもTVを見ているようで、
お客さんが来た時だけ対応するといったスタイルです。
商店街で時々見かける "採算度外視系" 店舗
上記以外にも、店頭の商品がすべて売れても
とうてい生活できるレベルではないであろうお菓子屋さんなど、
かつてはそれなりに商売をされていたと思しき店舗が絶賛営業中です。
そういう店舗を見て、
こういったお店のオーナーはある種のセミリタイア生活じゃないかな?
なんてことを思いました。
1日何人かのお客さんが来た時だけ対応して後は自由時間。
店舗をわざわざ借りての営業ならば大赤字でしょうが、
昔ながらの自宅兼店舗ならそこは無料。
小遣い銭くらい稼げれば良いと考えるならば、
理想のセミリタイア生活に近いと言えなくもありません。
お店をやっていればそれなりのご苦労はあるのかもしれませんが、
つぶしの効かないサラリーマン生活が長かった自分からすると
ちょっとだけ羨ましい老後の過ごし方に見えました。
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