2019年5月28日火曜日

サラリーマンが旅行休暇を全力で楽しめない理由

サラリーマン休暇旅行は行く前から疲れている


















昨日は旅行から帰って疲れがとれないという話を書きましたが、
セミリタイア中の私は家でゴロゴロしているだけなので不都合はありません。
本を読んだりネットを見たりしているだけなので、
疲れていようがいまいがやっている事はあまり変わらないのです。

ただ、仮に自分がサラリーマンならばこんな悠長な事は言ってられません。

自分は自由に旅行に行ける生活がしたくてセミリタイアした部分もありますが、
旅好きの人にとっては「疲れ」というのは重要なポイントなので、
この観点からサラリーマン休暇旅行についてまとめてみたいと思います。

① 旅行出発前 ~ 既に疲れていませんか? ~

サラリーマンで1週間休むというのは年に1度のイベントです。
当然、留守中の仕事を予めやっておいたり引き継ぎ書を作成するなどして、
直前の週はいつもより忙しいのが通例です。
なので、旅行に行く前に既にヘロヘロなんてことも珍しくはないです。

② 旅行中 ~ 体力をセーブしていませんか? ~

当然ですが旅行後はすぐに仕事になります。
特に旅行の後半はそのことを考慮して、
体力をセーブする旅程にしているのではないでしょうか?

③ 旅行中 ~ 旅行中も仕事? ~

「休暇中もメールだけはチェックしろ!」
「携帯電話は常に出れるように!」

こんな状態で休暇を心から楽しめるか?
非常に疑問が残りますね。

④ 帰国後 ~ 疲れがとれないまま仕事 ~

欧米からの帰国の場合、時差ぼけを治すだけでも1週間程度は軽くかかります。
旅行疲れの後遺症がなくなるのは2週間くらいかかりますかね?
その間の仕事はつらかったですね。

サラリーマンの旅行休暇の質的問題


サラリーマン時代にセミリタイアしたいと思った理由は、
「1年に1週間しか旅行できないのはイヤだ!」
という量的(= 旅行期間)問題が大きかったのですが、
セミリタイアして振り返りますと、
旅行の質的問題も大きいです。

今ならば同じ1週間の旅行でもセミリタイア中であれば、
ベストコンディションで旅行に出発して、
1週間フルに全力で旅行を楽しみ、
帰国後は疲れたら好きなだけ休めば良いわけですから、
まるでクオリティが異なります。

この辺の事を考えていくとセミリタイアのメリットは
サラリーマン時代に考えていたより大きかったですね。


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