2018年9月3日月曜日

「安定したサラリーマン生活」という表現に違和感しか感じない理由

安定など断じてしていないサラリーマン生活

私は「安定したサラリーマン生活」という言葉自体が死語ではないか?
と思います。

終身雇用制度が崩壊するとかいう以前の問題として、
サラリーマン生活は安定などしていないと思うからです。
安定していないと思う理由は以下の通りです。

① 収入が安定はウソ!

私がいた会社もそうですが、世の中、業績連動給与という
色彩が年々強くなっているように思います。
また、人件費抑制策として、「昇進させない」
という傾向も同時に強くなるように見受けられます。
結果、昇進・昇給がない中で、業績悪化時には大幅な賞与カットなどあり、
将来的・長期的な資金計画が立たないケースが多いと思います。

② どんな上司が来るかわからない

今度は心の安定の問題です。
サラリーマン生活では上司は選べないので、
今がたまたま良い上司でも何年後かはどうなるかわからない、
なんてケースも多いでしょう。

また、それほど大きくない組織では、
誰が来るかわからないけど、
候補者が5人くらいしかいないケースもありますね。
「あれ、当たりがない!」「大ハズレとハズレしかない」
そういう場面は多々見てきました。

また、中間管理職になると、「トンデモ部下が来る」という、
違った負のファクターが出てきます。

個人的には上記に加え、転勤というファクターは大きいかと思います。

また、いずれは「正社員の解雇規制緩和」という問題が出てきます。
どんなに無能でも解雇できない今の制度は問題だと思いますが、
気に入らないというだけでもクビになる制度ならばそれも問題。
いずれにしても、サラリーマンにとっては受難の時代が続くのでは?
と思います。

セミリタイアの手段としてのサラリーマン生活

と散々サラリーマンの悪口を書いてきましたが、
私を含め、多くの人がサラリーマンより稼げる手段がないのも事実です。

そういう意味では、サラリーマン生活はセミリタイア資金を稼ぐ手段として割り切り、
「仮面サラリーマン生活」を続けるのはありかと思います。
一般論としては、やはり正社員の方が派遣・パートより給料がよいですからね。

ただし、サラリーマン生活に慣れてしまうこと、
セミリタイアという目標を見失わないようにするのは大切かと思います。

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