銀行員のお勧め投資信託を購入した結果
タイミング的にはたまたまだとは思いますが、
立て続けに「投資信託で損をした!」という話を聞きました。
一番ひどいケースでは、それなりのまとまった金額で購入した投資信託が
半値レベルまで下がっているとのこと。
話を聞く限りでは、損をするべくして損をしているという印象です。
損をした投資信託での共通するポイントは以下の通りです。
・商品内容を把握していない
・手数料水準には無頓着
・銀行担当者のお勧め商品をそのまま購入
「銀行のお勧め商品は気をつけろ!」というのが一般的な昨今、
銀行員の信頼はまだそれほどまでに厚いのか?
と思いきや、そういう話ではないようです。
要するに、長年のお付き合いで「やむなく」購入したとのこと。
まあ、そういう話もあるでしょうね。
金融商品は義理で購入してはいけない
しかしながら、この「付き合い」というのはどの程度なものかは考え物です。
一昔前なら(今でもあるとは思いますが)、
銀行のご機嫌を損ねて融資をストップされたら会社は倒産、
なんてケースは微妙な判断が必要かと思いますが、
単なる「長年の付き合い」だったら断ればよいのです。
投資信託なんて100万円が50万円になるなんてのは良くある話です。
そこまで深い義理なんてそうそうないはずですが。。。
お話を聞く限り「やむなく」という部分に偽りはないものの、
金利も低いからやっぱりお金を増やしたい!
というスケベ心があったのも事実のようです。
これは良くありませんね。
幸いなことに交友関係の狭い私には、
金融商品を売りつけてくるような親戚・友人はおりません。
そういう意味では「恵まれている環境」と言えなくもありません。
銀行員に期待してはいけない
それはさておき、投資は慎重に行うべきでしょうね。
私のセミリタイア資金の一部は投資で得たものですが、
メインは給与をコツコツ貯めたものです。
金利が0.1%でも元本保証で減るリスクがないだけましなのです。
間違っても貯金を全部一つの投資信託へ!
なんて危ないことはしてはいけません。
しかし、結構こんなことをしている人がいるわけですね。。。
そして銀行員も金融のプロを自任するんだったら、
むしろこういう行動を止める側のはずなんですけどね。。。。
まあそんなの期待するほうが間違っていますな。
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