2018年9月22日土曜日

「老年期うつ病リスク」がサラリーマンうつ病リスクより高いとは思えませんが。。。

老年期うつ病に注意する必要はあるが。。。

ちょっと気になる記事を見つけました。
それがこちら↓

退職後に無気力…認知症よりも多い老年期うつ病とは
(出典: https://allabout.co.jp/gm/gc/476269/ )

何でも、老年期うつ病は認知症より発生リスクが高く、
老年期にうつ病を発症する確率は10% ~ 20%とのこと。
相当高い確率ですね。

確かに退職後に無気力になる老人の話を聞くことも多いし、
仕事だけが生き甲斐だったような人は鬱病にかかるリスクも高いかもしれません。

しかし個人的に引っかかるのは次の2つのポイントです。

① 老年期よりサラリーマンのが鬱病にかかるリスクはどう考えても高いのでは?

② 退職して無職でいられる経済的余裕のある人の方が、
 老年期に働かなければいけない人よりうつ病の発症リスクは高いのか?

セミリタイア生活は年齢的なものは別にすれば定年退職後に近いものがあります。
私の実感からすれば、うつ病のリスクが極めて高い環境から
低い環境へ移動したとという感じです。
そらそうです。なんのストレスもプレッシャーもないわけですからね。

また、経済的に退職後に働ければならないとすれば、
相当なプレッシャーがあり、うつ病リスクはこちらのが高いと思います。
(経済的に働かなくても良い場合は全く別)

うつ病リスク対策 - 孤独回避より孤独を楽しむ

本記事では

” 具体的には、老年期うつ病の心理的なリスク要因の一つである、
孤独な生活環境を避けることなども有効と言えるでしょう。
なるべく普段から社会的なネットワークを大事にすることは、
老年期うつ病の対策にもなります。"

とうつ病対策を述べておられます。

この対策はそれなりに有効かもしれませんが、
無理して地域参加や趣味のサークルに入り、
そこでの人間関係悪化に苦しめばうつ病リスクはむしろ高まります。

実際は一人でいる環境をいかに楽しむかというのが大事なのでは?
と思います。

実際に60歳とか70歳を過ぎれば心境も変わるかもしれません。
それでも自分は無理に地域参加など試みることはなく、
自然体で行こうかな、と思っています。

2 件のコメント:

  1. 一人で居ることに耐えられない人も一定数いるんだと思う。
    人といることが耐えられない自分らみたいなのがいるのと同じで

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    1. 一人でいることに耐えられないけど、定年まで何の対策もとっていないという人は相当多いんでしょうね。

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