2018年8月27日月曜日

セミリタイアは目指すだけでも意味がある

セミリタイアは目指すだけでも重要な一歩

セミリタイアを目指すということは、
少なくとも以下の項目について考えることが必要かと思います。

① 現状認識:貯蓄額、収入額の把握
② 目標設定:何歳でセミリタイアしたいか?
③ 資金計画:セミリタイアまでいくら必要か?どうやって稼ぐか?
③ 将来像:何歳まで生きるか?毎年どの程度の支出で生活するか?
      見込み収入(年金含む)はいくらか?

私は、上記の事を考えるだけでも、
セミリタイアを目指す意味があるかと思います。

何故ならば、多くのサラリーマン諸氏は、
サラリーマン生活を続けられるだけ続ける前提で考え、
また、将来年金がいくら貰えるか?老後の支出はいくらか?
なんてことをあまり考えないからです。

このことは、老後破産の予備軍になる可能性が高く、
また、死ぬまで嫌な仕事を延々と続けるリスクが高いと思います。

定年後生活レベルを落とせない人々

定年後に生活レベルを落とせなくて、貯金を取り崩し続けており、
このままだと老後破綻だ!といった内容の記事をよく目にします。

このことの根本原因は、老後を考えれば、
現役時代の支出がそもそも過大であったことかと思います。

定年後に生活レベルを落とす計画を立てるのではなく、
現役時代にそもそも生活レベルを上げ過ぎていたのだ!
と言った反省の弁はほとんど見たことがありません。

このあたりはセミリタイア希望者はよく考えています。
現役時代から支出は極力抑え、
また、その前提で楽しむ術を考え続けているわけです。

動くゴール?

一番怖いのが定年制度の延長・崩壊。
「働けるまで働く」というスタンスですと、
今後それが60歳から65歳、そして70歳へ。
定年そのものがなくなれば生涯現役へ。

もちろん仕事が大好きな方はそれでよいと思いますが、
世の中そんなに仕事が好きな人ばかりでないのは、
私は肌感覚で感じております。

セミリタイアしなくても。。。

以上のような理由から、セミリタイアは実際にしなくて、
「セミリタイアするとしたらどうやって生活していくか?」
ということを考えるだけでも意味はあるのかな?と思います。

実際に色々考えた結果、定年までは働こう!と思ったところで、
何となく定年まで勤めた人とはその後の過ごし方が変わると思います。

「黙々と定年まで働けば幸せな老後が待っている」
残念ながらそういう時代ではないという事ですね。

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