新人は本当に会社に貢献していないのか?
新年度が始まりましたね。
この季節になりますと、自分が新入社員だった頃に色々と言われた
かなり腹立たしい事を思い出してしまいます。
その中でも特に印象に残っているのは
「新人時代は会社に貢献していないのに給料が貰えるんだから
会社に感謝しろ!」
みたいなことを言われたことですかね?
私の勤めていた会社は1年度は営業店の事務部門で働くことになっていました。
そこには1年しかいないため、それほど深いことはやらずに、
コマとして働くことを求められます。
必然的に細かい事務作業や体力勝負的な仕事が多くなり、
今では多くが派遣社員の方が活躍する業務内容でした。
実は入社1年目の給料などは派遣社員の方と大差はありません。
大差はないのですが、
① 始業時間の1時間前には出社して開店準備
② もちろんサービス残業あり
③ 繁忙期は昼休みがないこともしばしば
と言った具合でしたので、
就業時間がきっちり決まっている派遣社員より
時給ベースでは安い給料で働かされていたのではないか?
と今振り返れば思います。
それなのに、「給料分働いていない」「給料泥棒」などと、
言われるわけですから非常に失礼な話です。
今考えれば、こうやって社会に出たての若者を飼いならしていくんだな、
とあまりの稚拙な手段に思わず苦笑いですが、
当時は「何言ってんだコイツ」と思っていた程度でしたね。
新入社員を見ても「フレッシュ」とか「初々しい」とは感じずに、
「気の毒」としか感じられなくなったのは、
セミリタイアを意識し始めてからですかね?
これから40年以上も働くというのは、
普通に考えればやっぱりしんどいですよ。
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