1日の有給取得からのセミリタイア予行演習
セミリタイアを決断したのはいいけど、
セミリタイア生活とはどのようなものだろう?
具体的なイメージが湧かない方もいらっしゃるかと思います。
そんな時にお勧めするのが、実際に有給休暇を取得して
セミリタイアの予行演習をしてみるということです。
本来は1週間~2週間くらいの有給休暇を取得したいところですが、
それはちょっとハードルが高いでしょうから1日でもOKだと思います。
そもそも多くの方は、「何も用事がないのに有給休暇を取得した」
という経験がないかと思います。
かつての自分もそうでした。
有給休暇と言えば、
1.病欠
2.冠婚葬祭
3.夏休み
以外は取得したことがない、なんて方が多数かと思います。
セミリタイアの予行演習をするにしても土日で十分!と思うかもしれませんが、
それはちょっと違うと思います。
土日は主として疲れをとることがメインだし、
掃除・買物といった雑事がてんこ盛りです。
あくまでも、普通の日に、用事を入れないで休むということが重要なわけです。
自分はサラリーマン生活の晩年は比較的時間の余裕がありましたので、
何回かこのシミュレーションを実行しました。
実際に自分が経験して重要と思った「気付き」は以下の通りです。
1.図書館が静かで空いている
セミリタイア生活に欠かせないのが図書館ですが、
土日に比べて平日の図書館は空いています。
PCが持ち込めるビジネスルームは土日は満席のこともありますが、
平日はそのようなことはありません。
また、土日は小学生・中学生が集団で勉強していて
話声が気になることが多いですが、
平日の午前中はそのようなことはありません。
2.地元のランチは侮れない
自分はビジネス街で働いていたので、ランチは高い値段を出して
限られた時間で食べるしかありませんでした。
自分の住む町は基本的には住宅街ですが、平日に歩くと、
意外とランチを提供する店が多いことに気付きます。
ゆっくりと良質のランチをリーズナブルな値段で食べられるのも
セミリタイア生活の魅力であることに気付きます。
もちろんセミリタイア生活のメインは自炊となりますが、
自炊に関しても昼食の準備をする時間がたっぷりあることに気づきます。
3.平日と休日では町の景色が違います
一番大きかったのはこれですかね?
平日のどんよりとして殺気立っているビジネス街に比べて、
平日の昼に住宅街を流れる空気は明らかに違います。
文庫本片手に公園でちょっと過ごしていても、
時折、携帯電話を片手に仕事の話をしているサラリーマンを見かけます。
そんな姿を見ていると、自分は随分と贅沢な時間の使い方をしているな、
なんてことを考えたのを思い出します。
「仕事をしていないだけで街の景色が違って見える」というのは本当ですね。
セミリタイアは毎日が日曜日ではない
セミリタイア生活は毎日が日曜日という言い方をする人もいると思いますが、
自分はちょっとイメージが違うかな?と思います。
日曜日は仕事で疲れて休むのがメインだったので、
実際に生活を楽しむという要素が欠けていたかな?と思うのです。
特に、40歳過ぎてからは日曜日に遊びに行ったなんてのは、
年間1日あるかないかだったような気がします。
この観点から有給休暇の1日を使ってみると、
1日というのはものすごく長く、有意義に使えることがわかります。
そういう意味では、自分にとっては非常に意味ある行動だったと思います。
にほんブログ村
0 件のコメント:
コメントを投稿