2018年4月22日日曜日

最悪でも60歳でリタイア ~ 定年延長を避けるべき理由 ~

60歳以降に無役職&給与半額で働く

私がいた会社でも65歳までの定年延長がスタートしたようですが、
現場では混乱?も生じているようです。

非役職者の方は単純に給料が半額程度にダウンするだけですが、
役職者の扱いがどうもよくわからないそうです。
役職が解かれた後の肩書が結局何をやるのかイマイチ不明らしいです。

それでも文句を言いながらも、ほとんどの皆さんは65歳まで働くようです。
お疲れ様でございます。

5年分の給与くらいは何とか捻出できるのでは?

定年延長期間は5年間です。
60歳で一旦退職となって、以降の給与は半額以下になるケースもあります。

こういった待遇面の悪化を考えれば、
早期セミリタイアはハードルが高いと思っている人でも、
60歳で仕事を辞める「プチ・アーリーリタイア」は考えた方が良いのでは?
なんてことを考えました。

例えば、年収500万円の人が60歳以降に年収250万円になるとします。
そうしますと、60歳~65歳までに稼ぐ金額は1,250万円となります。

この金額を”現役時代”に貯めるとすると例えばこんな感じです。

・ 給与の10%貯金: 25年間 (500万円 × 10% × 25年 = 1,250万円)
・ 給与の25%貯金: 10年間 (500万円 × 25% × 10年 = 1,250万円)

上記の例では35歳から給与の1割をコツコツ貯金すれば、
60歳から5年間の自由が手に入ります。
25%のケースは、例えば、子育てが一段落した50歳から、
子供に掛けていたコストをすべて貯金に回すということが考えられます。

節約が嫌だ!という方は、長期投資や副業で対応という手もあります。
また、5年丸々ではなくて、1年だけでも早く辞めるというのならば、
もっとハードルは下がりますね。

本人以外は望まない定年延長

こんなことを書いたのは、定年延長がWin-Winの関係になっていないからです。
会社としては本当は早く辞めてもらって若い人を採用したい、
かつての部下たちにとっても仕事がやりにくい、
と本人以外は全く得をしないケースが多いからです。

現場の柱となっている人で、本当に辞めてもらっては困るという人もいますが、
これはあまり一般的なケースではないですね。
(こういう人ほど慰留しても辞めるのも「あるある」です)

望まれているか望まれていないかは、
定年後のポジションで完璧に分かりますからね。。。

本当は望まれていない定年延長だったら、
自分の方からスパッと辞めるのはどうかな?と思います。
その為の準備はとりあえずしておくと。

60歳からの5年間は残りの人生を考えると非常に貴重ですからね。
5年間自由に過ごせる時間があるのとないのとでは大違いですよ!
この場合、60歳でリタイアこそ Win-Winの関係ではないでしょうか?



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