2018年4月12日木曜日

セミリタイア希望者が増えた方が働きやすい世の中になる

セミリタイア希望者が増加したらどうなるか?

自分の周りに実際にセミリタイアをしている人はいませんが、
世の中にはセミリタイア希望者が増えているのを実感致します。

「セミリタイア」という文字を打ち込んで検索すると、
数多くのブログがヒットする現在ですが、
自分がセミリタイアを目指した10年以上前には、
セミリタイアブログというのは今ほど多くなかったかと思います。

とは言え、セミリタイアというのはまだまだマイナーな存在であり、
まだまだセミリタイア業界(?)には伸びしろがあるかと思います。

特に、会社生活でメンタル面をやられてしまった方にとっては、
セミリタイアという生き方は強力な解決策であり、
当ブログにもそういった「セミリタイア啓蒙活動」
といった側面を持てれば良いと考えております。

このようなことを言うと、
「皆がセミリタイアを目指したら世の中が回らなくなる」
というような反論が予想されますが、そのような心配はする必要がないかと思います。
自分が考える理由は以下の通りです。

① 仕事が生き甲斐という人は確実に一定数存在する

② セミリタイア者が増加すれば、労働者は減少し、
 労働者の価値は相対的に上昇する。
 労働者の希少性があがれば、
 賃金の上昇や労働環境の改善が期待できる。
 その結果、セミリタイアから労働への一定数の逆流が想定される。

セミリタイアブログを読んでいて感じることは、
働くという概念そのものが嫌というよりは、
働いている会社がひどすぎるから辞めたい、
と多くの人が思っているという事です。

若くして会社員を引退したい人の数が無視できない数字になれば、
そういった「潜在労働力」に目をつける企業がいても不思議ではありません。

もともとセミリタイア者はそれほど多くの収入を期待していないわけですから、
収入にはそれほど拘らないのでしょう。
例えば、給料は安いけどストレスフリーでまとまった休みがとれますよ!
なんていう条件ならば再び働いてもいいと思う人もいるでしょう。

実際にそこまでセミリタイアがポピュラーになるとは思えませんし、
上記のシナリオが絵空事であるのはわかっていますが、
経営者サイドが、他の企業だけでなく、
「セミリタイア」をライバル視して働く環境を整えてくれれば
より良い世の中になるんじゃないでしょうかね?

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