「サイドFIRE生活が充実」は個人の感想
「仕事がなかったらFIRE生活はツマラナイものだった!」
という類の発言に対して、
ご本人がそのように感じていることであれば、
他人がとやかく言う事ではないのは当然です。
しかしながら、これが「個人の感想」の域を超えて、
一般論化するとちょっと違うかな?と思います。
要は発言内容が、
完全FIREだと生活にハリがなくなってしまうので、
遊んで暮らせるお金があっても働いた方が良いよ!
みたいなことになると当てはまらない人が多数でてくるということです。
残された時間を考えると...
私がFIRE生活に入って良かったと思う理由ですが、
それは、以下の①と②を比べてのことです。
① 65歳まで会社にしがみついて働く
② 50歳で早期退職、その後は雇われ仕事は一切しない
①については、50歳以降にどのようなサラリーマン生活を過ごすか?
この辺りは大方想像がつきます。
なので、その想像がつくサラリーマン生活を考えるとゾッとして、
やはりFIRE生活に入って良かったと思うわけです。
この比較を完全FIREとサイドFIREに当てはめて考えますと、
以下のような比較になるかと思います。
③ 早期退職後、趣味に特化した生活にする
④ 早期退職後、仕事も趣味も楽しむ生活にする
③は④に比べたら、当然のことですが、趣味に使える時間は減ります。
恐らくは、フルタイムの仕事でもない限り、
④でも十分に趣味に使える時間はあると言いたいのでしょうが、
そこは本当にそうなのか考える余地はあるかと思います。
特に私のように、50歳とFIREにしては遅めのリタイアともなると、
身体の自由が効く時間はそれほど残されていないとも言えます。
その残された時間は仕事に使うべきなのか?
私個人の答えとしてはNO!となるわけです。
完全FIREのが良かったかもしれない?
残された時間に何がしたいのか?と考えますと、
やはり仕事をしている時間はないよな~となる、
サイドFIREの方も一定数でてくるような気もします。
もちろんその逆に、FIREとか言っている場合ではない、
自分がやりたいのはやはり「仕事」なのだ!
と、フルタイム労働へ復帰するパターンが出てきてもおかしくないです。
ただし、FIRE希望者の多くは、
そもそも仕事が嫌でFIREを希望すると思われます。
仕事が嫌で辞めて、やっぱり仕事がしたいというのは、
全体で見れば少数派になるような気がします。
まあ、サイドFIREで仕事も趣味も充実と言っている方も、
趣味に100%注力したらしたで、
その生活もそれなりに充実していたと思いますが...
実際はどうなっていたのでしょうかね?
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