2023年11月14日火曜日

FIRE批判のはずがFIREを促しているように見える記事

よくあるFIRE批判記事と思いきや...


FIREを批判する記事なのですが、
ちょっと見方を変えるとFIRE礼賛になるのでは?
という内容の記事を見つけました。

"よほど稼ぎが良くなければ、早期リタイアのためには若いうちから節約と資産形成重視にならざるを得ないだろう。だが、20代には20代、30代には30代でしか経験できないこと、感じ取れないことがあるはずだ。そうした機会に使うお金まで惜しむのは、本当に豊かな生き方だろうか。"  (引用元) ““FIREで幸せ”の拭えない違和感「危なっかしい」と元日経記者が指摘するワケ"
上記で注目した箇所は、

"20代には20代、30代には30代でしか経験できないこと、
 感じ取れないことがあるはずだ"

という箇所です。

具体的に何を指しているのだろうか?


私の経験上から言えば、「20代でしか経験できないこと」と言えば、
普通に友人達と飲み歩くことくらいですかね?

20代は大学生の延長線上のような雰囲気もあったので、
シンプルにこの期間に遊んでいたのは良かったと思っています。

ただし、30代ともなると、友人の多くは仕事が忙しくなるのに加えて、
家庭を持つ人が増えるので、遊びに行く回数は自然と減ってきます。

となると「30代でしか経験できないこと」はちょっと思いつきません。

もちろん、仕事が充実している方にとっては、
それが「仕事」と即答できるかもしれません。

20代でしかできない仕事とか30代でしかできない仕事というのは、
あるとは思います。

ただ、記事では、「お金を惜しむ」みたいな発言となっています。
お金を使わなければ充実できない仕事って何だろう?と考えますと、
これは仕事を指しているのではない気もします。

すると、ここで言う"20代には20代、30代には30代でしか経験できないこと”
っていうのは、具体的に何を指しているのか?
例を示して頂かないと、ちょっと想像がつかないですね...

むしろFIREを促すことになる?


むしろ、20代はともかく「30代でしか経験できないこと」について深く考えた場合、
「仕事なんてしている場合ではない!」ということになり、
20代を犠牲にしたところで早めにFIREをしよう!
ということになる人は一定数いるかもしれません。

30代にもなれば、
会社でどう頑張ってもこの程度...
みたいなものも見えてくる可能性も高いので、
少なくとも仕事中心の生活は辞めようという考えになっても、
特別不思議なことではないかと思います。

実際に30代でFIREをした人の、
「40代とか50代でFIREしても意味がない、
  30代でFIREすることに意味がある!」
という類の話を聞いたことがあります。

体力的なことを考えると、
50代半ばの自分から見ると、
30代でしかできないことというのは、
世界一周のハードな旅とか、
結構あるように思えますね。

むしろ、自分にとってはこちらの方が説得力があります。

節約重視でも十分お金は使える気もする


まあ、私の場合を考えてみても、
本格的にセミリタイアを目指す前には、
随分と無駄なお金を使っていたわけで、
FIREに向けての節約モードに入ったところで、
要所要所で必要なお金は使うことは可能だと思います。

この辺りを総合的に考えてみますと、
この記事を読んでFIREを目指すのを辞めるどことか、
FIREに向けてより邁進しよう!
という人もでてくるんじゃないでしょうかね?
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4 件のコメント:

  1. 改めて言われると確かになんなんだろうな。女だと子供を産むというのは40代以降じゃ難しいか。男だとまじで何かあるのか?暴走族か?金髪か?そんなものやりたくもねーしなあ

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    1. 私の乏しい想像力で考えると、スポーツ選手になるとかアイドルになるとか、あまり現実的でない目標しか思い浮かばない感じですね。

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    2. それも仕事だから趣味でとなると趣味のスポーツで国体優勝を目指すみたいな感じかなあ?逆に実業団に入った方が達成しやすそうだな

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    3. お金にならないスポーツというイメージですね。実業団でもフルタイム労働の後に練習するというのはありますから。

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