FIRE批判を読んでFIREするのを辞めた?
昨日は、FIREを礼賛する記事を読んでFIREしたものの、
いざFIREしてみると失敗に終わった人がいた場合、
FIREの決断は自己責任なので、
その失敗を記事を書いた人のせいにするのは間違っているものの、
その記事を書いたのが自分だった場合、
あまり気持ちの良いものではない...と申し上げました。
ただ、これには「逆も真なり」ではありませんが、
真逆のパターンもあるかと思います。
それは例えば、元々FIREを目指している人が、
FIREを否定・批判する記事を読んだ結果、
FIREをするのを断念したものの、
その後はつまらないサラリーマン生活を過ごし、
60歳くらいになって、やっぱりFIREを目指すべきだった!
というパターンです。
FIREを批判するのは自由だが...
この場合でも、FIREを断念すると判断したのは自分であり、
FIRE批判を書いた人のせいにするのは大間違いです。
ただし、FIRE批判を書くという事は、
FIREしたら幸福になるかもしれない人に対して、
その道を断念させてしまうかもしれない...
という可能性があるかもしれないということです。
特に、著名な経済評論家とかタレントの発言であると、
その影響は結構大きいかもしれませんね。
まあ、書いている方は経済問題の一つのトピックとして書いているだけなのに、
FIRE希望者にとってはそのトピックは人生の最大の関心事だったりするわけで、
この辺のギャップが大きいということは、
読み手が意識したほうが良いのだと思います。
経験者と未経験者の違いは大きい
そもそもですが、FIREを肯定する人の多くは、
実際にFIRE済みの人であって、
その経験談を語っているという側面があります。
一方、FIREを批判する人の多くは、
経済評論家とかライフプランナーみたいな人で、
FIREについてどのくらい考えてきたのか疑問な部分があります。
もちろん、FIRE批判者の中には「FIRE失敗」の方もいらっしゃいますが、
FIRE経験は1年未満だったり、ベテランは少ない印象があります。
なので、FIRE批判者の言うことに対しては、
経験者がそれに対してどう語っているか?
という視点で見たらよいかと思います。
例えば、「FIREしたら時間を持て余す」というのは、
FIRE批判者の方の定番の物言いではありますが、
FIRE経験者からみたら、「そんなことはない!」という反証が、
山のようにでています。
なので、FIRE批判者がいくら精緻な論理展開をして、
FIREしたら時間を持て余すといったところで、
私的には説得力はないよな~なんて思ったりするわけです。
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一つ言えるのはリタイア前にリタイア後のことは全く予想できないということだな。自分は予想と全然違ってた。予想より良かった。リタイア済みのブログしかたぶん信用できないと思う。
返信削除私もリタイア後に楽しかったことの多くが、リタイア前に想定していたのと違うものからきています。この辺りは経験してみないとわからないものではあるかと思います。
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