2023年1月31日火曜日

50代でFIREを目指す理由 ① 50代の置かれている現状分析

遅くとも50歳で会社を辞めたいと思った理由


私自身、50歳でFIRE生活へと入ったわけですが、
その理由の大きなものとして、サラリーマン社会における50代の扱いがヒドイ!
というものが挙げられます。

単純にこのようなことを言うと、
会社の中にいる全く働かないおじさん、
威張っているだけで自分では何もしないおじさん、
こういった人達を頭に思い浮かべて、
そんな連中がクビとか出向、役職定年になるのは当然!
なんて考える方も多いかと思います。

確かにそういう方が多いのは事実かと思いますが、
やる気も能力もまだまだあるのに、
年齢だけを理由にメインストリームからはじき出される人も多いのでは?
と思います。

50代の置かれている現状分析


現実問題として、50代で恵まれた環境にいる人は、
私がいた会社を思い出して考えてみても、
15%くらいじゃないでしょうかね?

5%は順調に出世している人、
10%は自分の好きな分野で仕事ができている人(技術者に多い)、
それ以外は若手と同じような扱いになっている感じです。

50代は極端な二極分化


それなら転職を!と言っても、
よほどの能力がなければ、よりよい待遇の転職先などありません。
実質的には年齢だけではじかれるケースが多いでしょうね...

私も50歳で会社を辞めた以上は、
正社員でまともな職に復帰するなど無理!
という前提での決断でした。

まあ、50代というのは待遇が極端に分かれる時期ですからね...
役員になって〇千万円の年収の人と、
役職定年でキャリアハイの年収の半分以下の人が、
同期として同じ会社で働いているというのが現実です。

なので、50代でFIREを目指すと言うのは、
現実の会社のシステムを考えると、
結構理にかなっていると個人的には思う次第です。

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4 件のコメント:

  1. セミリタイアは会社従業員双方にメリットしかないように思うが、いかんせん世間がついてきてないというか

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    1. 50代以降のFIREであれば、従業員を辞めさせたい会社と会社を辞めたい従業員で完全に利害が関係が一致しているのですが、こういった発想をする人は少ないですね。

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  2. こんにちは。シリーズの投稿読ませていただいています。
    待遇の二極化は書かれている通りかと思いますが、周りを見てみるとそれでも働き続けるしかない!という様子の方も多いです。
    30代で結婚、出産、自宅購入となれば、50代でやっと子育てのゴールが見えて、そこから老後資金の手当てになるのでしょうか。
    60歳嘱託でお子さんの大学費用をという先輩社員も実際います。
    FIREなんてのは普通の人生の中ではまず出てこない概念なのかな?と見ていて思いますよ。

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    1. ご指摘の点はおっしゃる通りで、私の同級生にも子供がまだ小学生という人も結構います。FIREどころか、65歳以降も働く気満々です。そう考えますと、私の話なんかも、極めて特殊な世界の話なのかもしれません。

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