2023年2月1日水曜日

50代でFIREを目指す理由 ② 50代のリアルな実力から考える

50代半ばで普通の再就職は無理だが...


私は50代も半ばで、会社を辞めてから5年以上が経過しているので、
普通のスタイルでの再就職は無理だと自覚しています。

また、実際に早期退職してすぐ職探しをしていたとしても、
前職の延長線上にあるような仕事を見つけるのは、
極めて困難だったと思います。

これは私の実力云々の話の以前の問題として、
50代の社員をわざわざ採用しようなんて日本企業はほぼない...
という日本社会における会社の採用体系がそうなっている、
という問題なのかと思います。

50代のリアルな実力は?


しかしながら、50代のリアルな実力というものを考えると、
ちょっと違った絵が見えてくるのでは?と思います。

50代ということは、サラリーマンのキャリアとしては30年程度あり、
その経験に裏付けされた実力を持つ人材というのは結構いると思います。

もちろん、30年間一体何をしていたんだ...という、
びっくりするくらい無能な人材も一定数存在します。

それらをすべてひとまとめにして、年齢だけで足切りするというのは、
実は結構乱暴な話のような気がします。

50代の多くは実力を発揮する場がない...


前項で50代の待遇は二極分化と言う話を書きましたが、
実力も二極分化しているとは思います。

ただし、例えば、実力的に拮抗しているAさんとBさんがいたとして、
部長・役員と出世していくAさんはものすごい好待遇を受けるのに、
部長になれなかったBさんは極端な冷遇をされるなんてケースが多々見られます。

AさんとBさんは実力面で遜色がないのであれば、
会社としてBさんの実力を発揮させる場を作った方が良いと思うのですが、
実際問題としてBさんは閑職に追いやられたり、
出向させられてしまうことが多いのでは?と思います。

50代では自分の考える実力と与えられる仕事の難易度のギャップ、
これが極端な乖離をするケースが多々ありますので、
この辺に耐えられない方にとっては、
50代でのFIREというのは有力な人生の選択肢になるのでは?
と個人的には考えてしまうわけです。

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4 件のコメント:

  1. 転職エージェントに聞いた話では、中高年男性は自分のやり方や価値観を押し通す人がとても多く、採用側はそれをいちばん警戒しているとの事で、経験や実力などは二の次です。
    程度の差はあるにせよ、やはり男性は歳を取るほど我が強くなり、周りに合わせ難くなる傾向がありますので、残念ながら年齢だけで足切りというのも仕方ないように思います。
    社内競争うんぬんは上に気に入られるかどうかの話で、実力に大きな差なんて無いのが普通だと思います。

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    1. ご指摘の通り、自分のやり方を変えない中高年男性が多く、会社側としてもそういった人は敬遠するのは当然かと思います。ただ、やはり一律で足切りは、社会全体で考えた場合、ちょっともったいないのでは?とは思いますね。

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  2. こんな取りえのない俺でされ若いやつから命令されたらむかつくからなあ。もうこればかりはどうしようもないかもしれない

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    1. 私も同感です。それが会社を辞める重要な要素になりましたね。

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