2023年2月2日木曜日

50代でFIREを目指す理由 ③ 50代サラリーマンはますます不幸へ、解決策はあるか?

50代サラリーマンはますます不幸へ


50代のサラリーマンの今後の展望ですが、
私の所属していた組織を見回してみても、
ますます厳しい状況に追い込まれることが予想されます。

一部の有能な(に見える)若手にはより大きなチャンスを与えるものの、
一度ダメと思われた社員が浮かび上がることはほぼない、
これが基本線ではないかと思います。

また、「シニア人材の活用」と聞こえの良いことは言ったとしても、
役職定年、定年からの嘱託と、二段階で給料が激減したシニアを、
安くこき使うというのが実態に思えます。

そんなヒドイ扱いにもかかわらず、
二段階で給料が激減した後でも仕事があればまだマシ!
なんていうシニア側の受け止め方もそれを後押ししているのでは?と思います。

昔の制度をつぎはぎしているのがダメの原因?


もともとサラリーマン組織というものは、
社長を頂点としたピラミッド型組織になっており、
年功序列である程度までは上がっていけるという感じになっていました。

これが役職定年とか、定年後の嘱託とか、
元々なかったものを無理やり従来組織にはめ込むので、
昔の部下の下に年齢だけを理由に降格させられたりとか、
組織上は外注に近い扱いを受けるとか、
いろいろといびつな形になっている印象があります。

この辺をきちんと整理して、シニア人材の活躍を促せるような組織、
こういったものを新しく構築する必要があるのではないか?
と個人的には考えています。

ネットワーク型組織の浸透なるか?


上記でいう「シニア人材の活躍を促せるような組織」についてですが、
ヒントとなるのが「ネットワーク型組織」ではないかと思っています。

ネットワーク型組織とは、特定のリーダーや上司は存在せず、
チーム全員でアイディアを出して仕事をこなしていく組織のことで、
社員全員がフラットな関係を持ちます。

こういった組織であれば、それぞれの能力に応じて、
活躍の場ができていくでしょうし、
無能な上司に振り回されたり、怒鳴りつけられたりもなくなります。

とは言っても、日本の会社がいきなりフラットな組織になることなど、
ちょっと考えにくいですし、巨大組織をこんな制度で運用できるのか?
問題点・疑問点はいくらでもあります。

そんなわけなので、50代サラリーマン受難の時代というのは、
当面は続くことが予想されますね。

私自身は30代にはこの事態をある程度想定していたので、
何とか50代は働かなくて済んで本当に良かったと思っている次第です。

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