理想的な早期退職 - 仕事をやり尽くしたから
セミリタイアへ至る過程について、
最近の若年セミリタイアや若年FIRE(自称が多いが...)の方々は、
セミリタイア資金を作る過程の労働を苦痛・無意味と決めつけています。
しかしながら本来的には、セミリタイアへ至る過程の仕事でも充実感があり、
そこから新たな生き方へ舵を切るという為のセミリタイアという形であれば、
より理想的な生き方ではないかと思います。
とは言っても、そこまで理想的な生き方をしている人はそうはいないでしょうが、
「とりあえず仕事はやり尽くした!」
という程度ならそれなりの人数はいらっしゃるのではないかと思います。
ネットの書き込みでこのような類の発言は目にすることがあり、
自分の場合はどうなのだろうか?
ということについてちょっと考えてみました。
”やり尽くした感”はないことはない
自分の場合、理想のサラリーマン生活とは程遠かったとは言え、
それなりに仕事をやり尽くしたという感覚はあります。
この辺りの順序立てて説明すると以下のようになります。
① 会社が自分に与えた仕事についてはそれなりの成果をあげたと思う。
② ただ、それに対する評価は自分の思ったようなものではなかった。
③ また、別に評価は低くても良いが、自分のすきな部署に異動させてもらい、
それなりにやりたい仕事をさせてもらえれば良かったが、
それもなかった。
④ 今後どんなに努力しても、② or ③ の位置に辿り着くことはない。
⑤ なので早期退職を決意し今に至る。
このように書いていくと、「やり尽くした」というよりは、
「それなりにやることはやったがダメだった!」という感じなのですが、
これ以上努力しても新たに得るものはない...と言う意味では、
結構近いものがあると思います。
仕事を続けたい気持ちはあったが...
仕事を続けたいという気持ちは皆無だったとは言えませんが、
それはあくまでも自分のやりたいことであればこそです。
また、やりたい仕事であっても激務で、
プライベートのすべてが犠牲になるのでは意味はありません。
そう考えると、50代にフリーな生活になったのは、
中途半端に希望が叶って仕事を続けているよりよかったかな?
なんてことを思いますね。
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