昔のセミリタイア計画
私のセミリタイアスタイルですが、
基本的な生活費は貯金を取り崩しながら、
一部資産で投資収益や株主優待を享受するというものです。
しかしながら、このスタイルに行きつくまでには紆余曲折があり、
最初は投資収益のみでセミリタイアを達成しようと考えていました。
昔のファイルを整理する過程で、
最初期に考えていた非現実的な計画を発掘したので、
ちょっと振り返ってみたいと思います。
2億円の資産を5%で運用する！
自分がセミリタイアを漠然と考え始めていた時に最初に考えていたのは
・2億円を貯める
・その2億円を5%で運用する
・毎年の生活は1千万円 (2億円 × 5%)
というプランです。
このプランの凄いところ(?)は、
どうやって2億円を貯めるか全く考えていなかったことですね。
ただ、どうせセミリタイアするなら、
平均的なサラリーマンより遥かに良い暮らしをしなければ意味がない！
まあ、年間1千万円くらい使えれば良いかな？
資産運用は5%くらいは何とかなるとして、
2億円も貯めればなんとかセミリタイアできるだろうな...
なんてことを漠然と考えていたわけです。
このプランですと、寿命が尽きたときも、
2億円を握りしめてという感じになるので、
出口戦略も何もあったものではありません。
今思えば、赤面ものの発想なわけですが、
ここを出発点として本当に必要な金額はどのくらいかを真剣に考え、
現実的な落としどころを見つけて今に至るといったところです。
一般的な感覚からはずれていないかも？？
ごく普通のサラリーマンはセミリタイア生活について考えることはないでしょうが、
セミリタイアで悠々自適な生活をしている人はいくらくらい持っているか？
と聞かれたら、案外2～3億円くらいという回答が多い気もしますね。
現実的なセミリタイアのエントリーラインは、
その十分の一程度の2～3千万円かと思いますが、
そのお金でどうやって生活していくのかなんてのは、
ごく普通のサラリーマンは考えようとも思わないでしょうからね...
なので、セミリタイア素人だった私が上記のプランからスタートするのも、
ある意味やむを得なかった部分もあるかも？
ただ、2億円なんて無理だからあきらめて定年まで働こう！
なんてことを思わなくて本当に良かったとは切に思いますね。
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