2021年10月14日木曜日

2万円の枕を買いにいって40万円のベッドを勧められる

愛用の枕がヘタって来た


セミリタイア生活に入って寝具の重要性が増しています。

単純に睡眠時間が増えたというのもありますが、
それ以外に寝っ転がって本を読む時間というのもあります。

だからというわけではないですが、
愛用のテンピュールの枕もかなりくたびれてきたので、
枕を新調することに致しました。

家の近所では品揃えに限界が...


まずは近所の大型スーパーの寝具売場、
続いて〇トリの寝具売場に行ってきましたが、
今の枕よりも良いと思われるものはなかったです。

やはり専門店に行くべきか??ということで、
都心部にある某有名百貨店へと行ってきました。

枕を買いに行ったがベッドを熱心に勧められる...


流石に有名百貨店だけあり、枕の種類も豊富にありました。
私の感覚的なものですが、枕も1.5万円以上のものとなると、
明らかに感触が異なり、造りが立派になるという感じですね。

そんな寝具専門店の一画で2万円くらいの枕を見ていたのですが、

「せっかくだから実際に寝て感覚を確かめてください!」

と言われて、実際に寝てみることに。

なるほど、頭の重量を上手く支えるというか逃がすというか、
この辺りは絶妙の感じですが、
これはベッドの寝心地が良いから...という要素も多分にありそうです。

そのことを店員さんに言うと待ってましたとばかりに、
ベッドの長所を枕そっちのけでマシンガンのごとく説明を始めました。

一通りベッドの機能を説明した後、

「実はこれよりワンランク上のものがございまして...」

ということでお勧めされたのが40万円のベッド。

前のものは20万円くらいなので料金は倍ですが、
なるほど、身体に吸い付くような感触は今までに味わったことのないもの。

店員さんは、これで私は1週間で腰痛が治りました!
などと、ちょっと怪しげなエピソードを交えながら、

「枕の説明でなくてベッドの説明ばかりで申し訳ないのですが...」

とは言うものの、あまり申し訳ない雰囲気はなく説明を続けていました。

いや~、ベッドじゃなくて枕買いに来たんだけど...

流石に40万円のベッドは買えないかな??


まあ、ベッドが素晴らしいのはわかりましたが、
流石に40万円のベッドはセミリタイアの身では買えないかな?

ただ、やはりお金を出せば良いものはいくらでもあるというのは実感です。
ベッドなんかは、新しい素材もどんどん開発されて、
睡眠に対する科学的知見がどんどん進化しているようです。

また、老舗百貨店のベテランのセールステクニックもなかなかのものだな...
ということを認識しました。

まだサラリーマンだったら、次のボーナスで...
なんて気になったかもしれません。

この辺を総合的に見ると、経験としてはなかなか面白かったですね。

ちなみに、枕は結局この日は購入しませんでしたが、
同じ百貨店内の別の店舗の同価格帯のもののが自分には合うという印象でした。

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