2021年10月31日日曜日

年間100万円以下でのセミリタイア生活について ② 1億円以上もっているのに100万円生活

「もっと早くセミリタイア」への違和感


セミリタイアブログではお馴染みのセリフの一つとして、

「もっと早くセミリタイアすれば良かった!」

というものがあります。

例えば、セミリタイア生活費を年間200万円と見込み、
FIRE理論の4%ルールに基づき資産5,000万円を貯めた時点でセミリタイア、
数年経ってみたが実際には生活は年間100万円で納まっている...
これだったら、資産2,500万円時点でセミリタイアしても問題なかった!
という類のものです。

私は、これはちょっと違うのではないか?
と思う事があります。

同じ年間100万円生活でも余裕が違う!


確かに、年間100万円で面白おかしく生活できることが事前にわかっていれば、
5,000万円も貯める必要はなかったかもしれません。

しかしながら、同じ年間100万円生活で満足していると言っても、
100万円しか使えない状況で100万円使うのと、
200万円使えることができるのに100万円使うのとでは、
心の持ちようが違うということです。

前者はリアル節約生活を強いられているのに対して、
後者は云わば「趣味の節約生活」とも言えるからです。

なので、後者のタイプの人が仮に2,500万円の資産でセミリタイアしていれば、
同じような考えを持たなかった可能性も高い気がするのです。

また、2,500万円の資産であれば、
相場状況によってはすぐに労働者へ逆戻りの可能性もあり、
その人の性格次第かもしれませんが、
相場に一喜一憂する生活となるかもしれません。

5,000万円もあれば、資産が半分になっても生活できるわけですから、
相場など気にせず普通に生活をすることができます。

従って、もっと早くセミリタイアすれば良かった...という類のセリフは、
実は結構違うのでは?と思うわけです。

もっとお金を使えば?も間違いかも?


資産レベルが5,000万円どころか、1億円を超えていても、
年間100万円レベルの生活をしているのでは?
と思われる人もいます。

こういった人に対しては、
「もっとお金を使えば?」
「お金を墓場まで持っていく気か??」
などという批判が予想されますが、
これはこれで違うのではないかと思われます。

こういった方々というのは単純に、
お金を使って得る楽しみよりも、
お金が減る苦しみのが大きいでしょうから
無理にお金を使う必要などないからです。

また、何らかのきっかけで趣味趣向が変わり、
節約から消費中心の生活へ転換したところで、
潤沢な資産を背景にスムーズに移行できることでしょう。

ここからは勝手な個人的な感想なのですが、
このタイプのセミリタイアしている人は、
仕事が嫌で嫌でしょうがなくてセミリタイアしたというより、
時流にのったか才能があるのかは不明ですが、
あれよあれよという感じで資産が増えてセミリタイア...
という感じが致します。

なので、ちょっと私なんかとは感覚が違うのかな??
なんて気もしますね。
にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

0 件のコメント:

コメントを投稿