2021年9月2日木曜日

「セミリタイア資産」の定義も曖昧かも?

セミリタイア資産の内訳


ここ最近FIREの定義について私見を述べさせて頂き、
改めてFIREの指し示すものが人によって異なると思いました。

それに比べれば、「セミリタイア資産」というのは、
数字で表されるので曖昧さはないかと思いきや、
意外とそうでもないかもしれません。

そのあたりについて今回は述べてみたいと思います。

自宅・金融資産評価・年金保険など


30百万円貯まった瞬間に会社を辞めよう!!と決意した場合、
その30百万円がすべて預貯金だったら何の問題もないですが、
30百万円に不動産や金融商品が含まれている場合は厄介です。

① 自宅

今のところ賃貸派である私には関係ありませんが、
セミリタイア資産の金額に自宅を含めるか含めないか?
この辺りも人によって処理が別れているかと思います。

仮に含めるとしても、その値段をどう見積もるのかは困難です。
取得原価なのか市場で売却可能な価格なのか?
ちょっと難しいところかと思います。

私が見たところ、自宅があって金融資産は〇〇円という形で、
数字的にセミリタイア資産に入れていない人が多いように見えます。

② 金融資産

預貯金は額面通りの金額で良いかと思いますが、
日々値動きのある株式などはいつ時点の評価とするか??

昔なので数字の記憶はあいまいですが、どなたかのブログで、
30百万貯まったから会社を辞めたらすぐに株式暴落、
25百万円になってしまった!見たいなのがあっと記憶しています。

また、株式の含み益は換金したときに税金がかかりますが、
この辺りを考慮している人はあまりいらっしゃらない気が致します。

③ 年金保険

公的でない個人年金保険については、
単純に老後のキャッシュフローとしてみて資産に参入しないという考えと、
拠出金額や時価で計算して資産に組み入れるという考えがあります。

金額が大したことなければ無視して良いですが、
結構な金額を掛けている人も多いようです。

人によっては動産も入れて良いかも?


私の場合は、自宅はないし、金融資産の含み益はそれほどないし、
年金保険も微々たるものなので、あまりこの辺りの影響はありません。

ただ、株式で結構儲けている人などは、
例えば、株式を時価で評価すると30百万円なんだけど、
換金すると税金で4百万円持っていかれるとかだと、
結構影響は大きいですね。

また、自宅はお金を生み出すわけではないので、
セミリタイア資産には含まず、
家賃分のキャッシュフロー流出でアドバンテージありくらいが良いかもしれません。

また、細かいことになるかもしれませんが、
人によっては動産を資産に含めて良いかもしれません。

不用品をメルカリで売るくらいなら大した金額ではないですが、
書画骨董やコレクターズアイテムを持っていて、
それ程所有にこだわっていない場合等です。

私自身、たいしたものは持っていないのですが、
時計や記念コインなどはそれなりに高価でうれそうなものもあるので、
ちょっと価格を調べてみようかと思います。



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8 件のコメント:

  1. 会社やめてゆるく必要な分だけ収入得たら全部セミリタイアじゃないの?

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    1. セミリタイアの定義はそれでも良いですが、
      「〇〇百万円貯まったのでセミリタイアしました!」
      という場合の〇〇百万円の定義は人それぞれのようなので、
      上記内容を記載しました。

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    2. 確かに資産は難しいよな。実際は買い手がつかない物なんかあるしな。
      逆にゴミだと思っている物が将来すごい値段でうれることもあるしな。

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    3. セミリタイアを別にすると、不動産なんかを時価とかけ離れた価格で資産認識している人は多いと思います。

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    4. 中古車なんかすごいもんな、10年も20年も前の買取価格もつかなかったような日本車が海外でバカ売れしてて面玉飛び出るような価格になってるもんな。おれだったらそんな車買うくらいだった新車のGTR買うけどねとしか思えんけど

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    5. 自分にとって価値はなくても、一部の世界では価値があるというものが増えてきているような気がします。この辺りも多様化なのかもしれません。

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  2. 個人年金保険はwikiによれば
    現時点での解約時払戻金が
    金融資産と見なされるみたいです。

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    1. なるほど、そのあたりを資産に算入されている人がいるということですね。

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