2021年9月26日日曜日

私が年金繰り下げ受給を選択する理由

82歳以上は生きる気がしています


私は今のところ、年金繰り下げ受給を選択しようと思っています。

70歳で繰り下げ受給をする場合、年金額は1.42倍となります。
概ね、82歳より長生きすると元が取れます。

今現在50代の私にとって、何歳まで生きるのかは全く読めませんが、
何となく、82歳よりは長生きするような気がしています。

ただ、年金の繰り下げ受給を目指すのは、
長生きリスクに備えるだけでもなく、
以下の気持ち的なものが大きいです。

仮に70代で寿命を迎えたとすると...


例えば、私が仮に75歳で寿命を迎えたとして、その時に、

「もっと早く年金を受給すればもっと贅沢できたのに!」

なんてことを思うかと言えば、
そんなことは思わないのではないかと思います。

その時は年金の事など考えずに、
おとなしく運命を受け入れることになるでしょう。

70歳以降は心置きなくお金が使える


一方、70歳で1.42倍の年金を定期的に受領した暁には、
その後は年金の範囲内で心置きなくお金を使おうと思います。

65歳受給開始に比べれば1.42倍ですから、
この金額の差は大きいと思いますね。

70歳から使える金額が大きいというのは、
実際の経済的なベネフィットよりも、
気持ち的な余裕というものがものすごく大きい気がするのですね。

ましてや、80代に突入したらそのありがたみを、
ますます日々実感することになるかと思います。

65歳~70歳の精神的・肉体的・経済的事情は?


もちろん、65歳で手元資金が不十分で、
極端な節約を強いられるのに70歳受給に拘るのはナンセンスですし、
年金制度の改悪的なものにより、
早く貰っとかないと損すると思うかもしれないので、
何とも言えない部分はあります。

年金については「リセットする」などいう物騒な議論もあるので、
引き続き状況の観察が必要かと思っていますが、
心境の変化も含めて、戦略の見直しがあればこちらで触れたいと思います。
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2 件のコメント:

  1. 年金を繰り下げ受給するならば、所得税や住民税、国民健康保険料が上がることに留意する必要があります。
    場合によっては、繰り上げ需給により住民税非課税を狙う方がいろいろな恩恵を受けられてお得になり得ます。

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    1. ご指摘の通りで、税金や国民健康保険料は頭を悩ませる要因です。
      そして現状、住民税非課税の恩恵はとてつもなく大きいと実感しています。

      ただ、自分が年金を受給する時は、税制も今と全く同じではないでしょうから、この辺りの変化を睨んで実際に受給する時期を決定することになるかと思います。

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