自分史上最高額の接待を思い返す
7万円の高額接待問題で山田真貴子内閣広報官が辞職しました。
「7万円」という庶民感覚からはかけ離れた価格での接待、
マスコミの恰好の餌食となった感もあります。
7万円の食事なんて食べたことないよな~
とボーっと考えていたら、
ふと、自分史上最高額の接待ってどれだろう?
ということを考えて思い出したのが20年以上前の会食です。
一人当たり5万円ならあるかも?
恐らく、自分史上最高額の接待となるのは、
当時の上司に連れていかれた会員制レストランでの、
鉄板焼きでの接待ではないかと思います。
接待と言っても、いわゆる「社内接待」というヤツです。
当時はショボい外資系企業に勤務していたのですが、
その時の本部長が本国から来た統括部長を接待する場に同席したのです。
本来、こういった高額接待の場に私のような下っ端が行くことはないのですが、
本国の統括部長の専門分野を担当しているのが私だけだったので、
仕事の話がでると本部長と部長では対応できないのでオマケで呼ばれました。
その時の金額が確か1人5万円くらいだったと聞いた記憶があります。
自腹で行く場所ではありませんね。
1万円の鮑は確かに美味しかった!
随分昔の話なので細かい食事の内容は覚えていないのですが、
一つだけはっきり覚えていることがあります。
それは、大きな鮑が丸ごと一人1個ついたことですが、
それは本部長が自分が食べたいからオプションでつけたもので、
それだけで1万円以上したという話です。
1万円の鮑は流石に肉厚でめちゃめちゃ美味しかったのですが、
こんなものを会社の金で食べ続けていたら、
金銭感覚が麻痺してくるだろうな、
と思った記憶があります。
自分が特権階級と勘違い
官民接待など論外であることは言うまでもありませんが、
民間の接待というのもいかがなものかと思いますね。
会社のお金で高いものばかり食べていると、
自分が特権階級の人間だと勘違いするという感覚は、
なんとなくわかる気が致します。
会社のエライ人なんてそんな人ばかりでしたからね~。
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