2021年3月9日火曜日

【セミリタイアの時代到来?】コロナ不況で変わる「生涯現役」の社会的意味

生涯現役 × 社会貢献 


セミリタイアとは真逆の生き方ともいえる生涯現役ですが、
生涯現役を希望する人の中にはその志望理由を、
「社会貢献」というワードを使って説明する方も多いです。

ただ、これには昔から違和感を覚える部分もあって、
コロナ不況のような状況ではそれがより顕著になる気が致します。

本日はこの件について述べたいと思います。

お金のない人に仕事を譲るべき?


ちょっと前まで叫ばれていた人手不足時代であれば、
若者で老人でも働くことが無条件に社会的に意義があると言えました。

ただし、コロナ不況によって仕事そのものが減少してくれば、
働くことの意義が変わってくるのではないかと思います。

例えば、ある町で仕事のポストが一人分しかない場合、
お金のある老人と無一文の若者がそのポストを争うのであれば、
社会的に見て老人は若者に仕事を譲るべきでは?
という考え方もあります。

少なくともこの老人が、
社会貢献の為にこの仕事をしたいんだ!
ということに違和感を覚える人は多いのではと思います。

本当の社会貢献ならば誰もやらない仕事を!


本当に生涯現役で社会貢献をしたいのであれば、
誰もやらないような仕事をするしかないのかな?
と思います。

若手がむしろ積極的にやりたい仕事を、
老人がいつまでも既得権益で離さない...
これは一般的な企業でもよく見られる話しで、
65歳定年導入によってより顕著にみられるようになる気が致します。

セミリタイアの時代?


コロナ不況のような人余りの時代がやってくるのであれば、
ある一定数は自発的に労働市場から退場した方が、
社会的にはうまく回るのではないかと思います。

そういう意味では、
不況とセミリタイアは実は相性が良いのではないかと思います。

「まだ働けるのに働かないのはケシカラン!」

と言われる時代から、

「若者に仕事を譲って早期退職とは流石ですね!」

と言われる時代へ!

まあ、そうはならないとは思いますが、
実は一理ある考えではないかと思います。
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