2021年3月13日土曜日

【権限の集中】サラリーマンの仕事がますますつまらなくなる

ちょっとだけ出世した元同期の嘆き


ちょっと前の話にはなるのですが、
最初の勤めた会社の元同期にあった時の話です。

彼は、副支社長という同期の中ではそれなりに出世した立場なのですが、
仕事はまるで面白くないのだ!と嘆いていました。

彼が仕事が面白くないと言っていた理由、
それはズバリ

「権限がまるでないから」

というものでした。

彼の話を聞くとなるほどと思う点が多く、
これは多くの会社に共通することではないかな?
と思ったので、ちょっとまとめてみたいと思います。

20年前のイメージとは異なる


私が彼と同じ会社にいた時の副支社長と言えば、
実務を切り盛りするという意味では、
実質的な司令塔というイメージでした。

ところが今現在は事情がかなり異なっており、
何をするにも支社長の許可がいるということで、
昔の課長以下の権限しかないかもよ?
と嘆いていたわけです。

支社長に権限が集中した結果、
それ以外の役職者は単なる「駒」となったイメージですね。

どこの会社も同じ?


私の転職した会社でも、中間管理職の権限は小さくなっていました。

例えば、昔は100万円程度の投資案件だったら、
部長のハンコ一つで決済できたのに、
長大な稟議書を書いて役員の決裁をもらわなきゃダメとかです。

しょうもない稟議書を書くのもツマラナイ仕事であるのに加えて、
適切なタイミングを逸するという問題もあります。

もちろん、個人の暴走を防ぐなどのメリットもありますが、
仕事そのものがつまらなくなる、面倒くさくなるということは、
頭に入れておいた方が良いかもしれません。

私なんぞも、何でもかんでも報告しろ!
と言われるのがいい加減嫌になったので、
セミリタイアを志望するきっかけの一つとなりましたからね。

一部の出世する人以外の仕事は恐ろしくつまらなくなる...
権限集中傾向のある会社にいる人は要注意の気が致します。
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