70歳就業法案を閣議決定 ← 無茶ですよ！|セミリタイアへの道～穏やかな日常を目指して～

2020年2月5日水曜日

70歳就業法案を閣議決定 ← 無茶ですよ！

７０歳就業法案を閣議決定

定年は70歳という時代が本格的にやってくるようです。

"政府は４日、企業に対し、従業員の７０歳までの就業確保に努めるよう求める高年齢者雇用安定法などの改正案を閣議決定した。少子高齢化が進む中、働く意欲と能力のある高齢者の労働参加を促し、社会保障の支え手拡大を図る。今通常国会で成立すれば２０２１年４月から施行される。"　　
７０歳就業法案を閣議決定　企業に努力義務

ただし、これは結構無茶な話なような気がしますね。

この問題は、個人から見た場合、
会社から見た場合に分けて考えた方が良いかと思います。

【会社からの視点】65歳定年でも無茶なのに...

先日、昔の同僚と話をしたときにも定年延長の話が出ましたが、
現実問題、65歳まで働かせてもらえる人というのは限定的とのこと。

65歳でも悲鳴を上げている企業が、
今度は70歳です、はいわかりました！
ということにはならないのでは？

企業側が何とか高齢者を雇わなくてもよいような、
色々な抜け道的なものが出てきそうな気がします。

給与的にも相当ダウンするでしょう...

【個人からの視点】70歳まで働きたいか？

個人の視点というのはよりシンプル。
70歳まで本当に働きたいですか？？という問題。

55歳で役職定年とすると、
15年間も無役で下働きのリスクがあります。
体力的に70歳は元気とかより個人的にはこちらが問題だと思います。

この問題については、順調に出世してきた人ほど考えてないような...
何故か自分だけは役職定年後もそれなりのポジションにつける！
と考えている人が多いのですが現実はどうなるか？

同級生達の答えはもうすぐ出そうなので、
ちょっと注視したいと思います。

定年は自分で決める！

年功序列 & 60歳定年というのはそれなりに良くできた制度だったかもしれませんが、
これに55歳役職定年だとか定年延長だのをつぎはぎで足してきた結果、
日本の雇用制度もかなり歪な制度になってきたという印象です。

やはり定年というのは自分で決めるべきでしょうね。
70歳定年制はやはり相当問題があると思いますよ。