2020年2月6日木曜日

銀行の窓口がまともになってきた? ~金融商品の押し売りはしない?~

興味のない人には金融商品を勧めない?


先日、某銀行に行った時の事です。

その銀行では「来店&運用相談キャンペーン」みたいなものをやっており、
窓口に出向き、運用の相談を受けるだけで粗品進呈!
というので行ってきました。

実は「運用相談」というのはちょっと楽しみで、
今時の窓口担当はどんな商品を勧めるのか?
手数料がバカ高い投資信託、銀行がぼろ儲けの仕組債...
まあ、そんなところだろうと思って、
変な商品を勧めてきたら思いっきりツッコんでやろう!
と意気込んで向かいました。

窓口で対応したのはアラフォーぐらいの男性行員。
前回書かされた投資意向シート的なものを見せられて、
「変更ありますか?」と聞かれて「ないよ!」と回答。

そして「運用等で相談したいことはありますか?」と聞かれ、
内心「来たな!」と思いながら「特にないですね...」と回答。

すると窓口担当の男性が
「そうですか。わかりました。以上で運用相談は終了です。」
という驚くべき回答が!

電話で予約した時は、
「1時間くらいの余裕を持ってきてください!」
なんて言っていたのに実にあっけない...

まあ、こちらは粗品も頂いたので何の問題もないのですが。

コンプライアンスがものすごいうるさい


この話を別の銀行に勤めている友人に話したところ、
最近はコンプライアンスがうるさいので、
興味のない人にリスク商品を勧めることはしないとのこと。

後で「損したので責任とれ!」「無理やり買わされた!」
とか言うのを銀行としてはとにかく恐れているとのこと。

もっとも、上記のシチュエーションで私が
「リスクはある程度あっても良いので利回りの高い商品を!」
なんてことを言えば、
ハイリスク・ハイ手数料の商品を全力で勧めただろうね!
ということらしいですが。

そんなわけなので、例のかんぽ生命の問題などは、
今時あんなバカな営業するのはありえない!
とのこと。

まあ銀行の窓口など1年に1回も行かないですが、
無用なセールスがなくなるのは良い傾向ですね。


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