ライフプラン説明会で退職金・年金の金額を把握したならば、
将来的な支出計画を立てたうえでそれが十分なのかを検討、
そのうえで収支が赤字になるなら長く働いて収入を増やす、
もしくは無駄な支出を減らすのかを検討するのが筋かと思います。
ところが、私の周囲では、これを機会に支出計画の見直しをしよう!
と考える人はほぼいませんでした。
理由を聞くと、次の項目がメインとなります。
① 住宅ローンは65歳頃まである人がほとんど。
② 子供の教育費。
アラフィフでは子供がまだ小学生というのも最近は珍しくなく、
私立中学校に入れる場合など、これから高額な教育費がかかる。
住宅ローンは既に組んでしまったのでしょうがないものと考えており、
借り換え、繰上返済など考えたこともない人が大半ですね。
「子供の教育費は聖域」と考えている人が多いです。
昔、「夏期講習代が高い」とぼやいていた女性がいたので、
「夏期講習に行くより、じっくり自習で力をつけた方が良い場合もある」
と自分の経験も踏まえた意見を言ったらキレられたことがあるので、
それ以降、教育問題には私は一切コメントをしないようにしています。
要するに、子供が大学を卒業するまでは、
将来の支出計画の見直しなんかする気もなければ余裕もない!
そんな方々が多かったですね。
支出計画の重要性
多くの方がそんな調子ですから、
せっかく将来自分が貰えるお金がいくらと研修で習っても、
それを人生設計に生かしていないな~というのが感想です。
子供が独立してからの人生の方が長いんですけどね、
人生100年時代には。。。
セミリタイアを目指す人にとっては、
将来的な支出見通しを立てて、
その為にいくら必要かを考えるというのは当然のプロセス。
私も70歳まではそれなりに緻密な計画を立てて、
セミリタイアに踏み切りました。
従って、今後の人生はどの程度の生活レベルかは
それなりに理解しているつもりです。
しかしかつての同僚の多くは、
65歳まで粛々と働くことしか考えていません。
かなりの確率で老後になる前に生活レベルのダウンを
余儀なくされるわけですが、
余儀なくされるわけですが、
そのことの意味を考えていないけど大丈夫かな~、
なんてことをついつい考えてしまいます。
余計なお世話ですけどね。
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