「仕事は嫌だが趣味もないのでもう少し働く」
というようなセミリタイア希望者の声を聴くことがあります。
セミリタイアしたら膨大な時間ができるわけですから、
趣味というのが重要なファクターであることは間違いありません。
自分がこの問題を考える上でヒントになったのは次のエピソードです。
ゴルフ好きのサラリーマンAさんがタイに赴任になります。
タイでは日本より安い金額でゴルフができますので、
海外赴任中はすっかりゴルフの虜になります。
Aさんは定年間際に帰国命令が下りますが、
日本には帰らずに、会社を辞めてそのままタイへ残ります。
安い生活費で暮らしつつ、ゴルフ三昧の日々を過ごすためです。
ところがこのAさん、3年程経過すると、
ゴルフ三昧の生活に飽きて日本に帰国することとなります。
Aさんはリタイア前に既にタイでの生活が長かったので、
海外生活が想像していたのと違ったというタイプの人ではありません。
そうではなくて、純粋にゴルフが飽きたという話でした。
夢中になる趣味でも飽きるかもしれない
私がこのエピソードを聞いて第一に考えたことは、
どんな好きな事でもフルタイムで没頭すればあきるかもしれない!
ということですね。
上記の例はゴルフですが、囲碁でも将棋でも同じかもしれません。
上記の例では飽きてもうゴルフはいいや!となった例ですが、
毎日やろうと思っていたのが週1回でいいや!
なんてケースは良くある話なのかな?と思います。
(私もこのパターンに近いのですが、
このことは別項で述べたいと思います。)
従って、セミリタイアしたらこれがやりたい!あれもやりたい!
と言ったところで飽きるリスクはあることは念頭に置くべきかと思います。
こういう事態を避ける対抗策の一つとしては、
複数の趣味を持つということが挙げられます。
時々TVの御長寿の方で、月曜から金曜まで毎日違う習い事に通ってます、
元気なお年寄りですね~。なんてTV番組を見ることがあります。
こういう方は多趣味で人生をエンジョイしているように見えます。
しかしながら、個人的感想ですが、このタイプの人は全然羨ましくありません。
会社をやめてからは、定期的に決まった場所に行くと考えただけもちょい拒否反応です。
もっと自由に過ごしたいです。
私なんかからすると、毎日何かしてないと人生楽しめない!
というのがちょっと違うんじゃないか?と思います。
私はセミリタイア生活で大事なのは、趣味を持つことよりも、
何もしない時間を楽しむことではないか?と思います。
「何もしない」と言っても、本当に何もしないわけではなく、
本を読んだり、TVを見たり、散歩したりはするわけです。
その生活が、ゴルフ三昧や将棋三昧の生活よりツマラナイとか
時間がもったいないとか言うことはないと思います。
この辺の考え方はセミリタイア後に形となってきた部分もあり、
セミリタイア後の趣味との付き合い方にも変化が生まれました。
次項ではこのことについて述べてみたいと思います。

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何もしない
返信削除これが最高の贅沢だという事を皆分かってないんだと思う
同感ですね。
削除ただこれを伝えるのがちょっと難しいです。