セミリタイアと趣味の実体験
本項ではセミリタイアと趣味についての実体験に触れます。
読書についてはセミリタイア前とセミリタイア後で
大きくスタンスは変化していませんが、
旅行に対するスタンスはかなり変化しましたので、
そのことについて述べてみたいと思います。
セミリタイア前の目標
サラリーマン時代にセミリタイアして一番やりたかったことは長期旅行です。
自分のセミリタイア生活の目標として掲げたのは
1か月程度の長期旅行 × 3回/年
といったところです。
しかしながら、自分の手持ちセミリタイア資金では、
いくら貧乏旅行とは言え年3回の旅行は無理。
従って、実際にどの程度旅行に行けるかと言うのは、
セミリタイア後にどの程度お金が稼げるかによると考えていました。
実際に長期旅行に行ってみての感想
会社を辞めてから3週間のアジア旅行、1か月の欧州旅行に行きました。
共通する感想は「疲れた!」ということですね。
自分が想像している以上に体力が低下していたことを実感致しました。
それ以上に実感したのは、
「別に無理して旅行に行くことはないな」
ということですね。
サラリーマン時代には日常生活が全然ダメだったので、
旅行という非日常に楽しみを見出していました。
しかしセミリタイア生活という日常は、
特別何をするわけでもないけどそれなりに充実している。
そう考えると無理して旅行に行く必要はないな。
なんてことを旅行中に考えることもありました。
旅行中に実際に疲れ切って安宿の狭い部屋に戻ると、
家でゴロゴロしていた方が楽だな~、
なんて考えが浮かんだこともあります。
と言っても旅行に全く行きたくなくなったというわけではありません。
今回の旅行でも印象的な場所はいくつもありました。
例えば、「死にゆく町」と呼ばれるバーニョレッジョ。
こういった幻想的風景を目にすると、
やはりイタリアまで行ったかいはあるな!という感じです。
(Civita di Bagnoregio の幻想的な風景) |
当てもなくさ迷い歩くというタイプの旅行に対する興味は減少しましたが、
まだまだ行きたい場所は多数存在します。
そういうわけで、旅行に対するスタンスは、
・旅行先を絞り込む (どこでも行けばよいというもんではない)
・日数的には2週間程度
(欧州とかは1週間ではやはり短すぎ、でも1か月は疲れる)
・ホテル・食事のグレードは少々上げる (普段より良いレベル)
・旅行の回数は予算の範囲内 (旅行の為に無理して働きたくない)
といった考え方にシフトしています。
大切なのは平凡な日常を楽しむことでは?
自分はセミリタイア生活1年目にして趣味に対するスタンスは変化しています。
恐らく上記に書いたことも1年後になると微妙に変化しているかと思います。
ただそれは、旅行が飽きたというわけではなく、
セミリタイア生活という日常が思いの外心地よかったということです。
なので、セミリタイア生活に趣味が必須か?
と言われればそうでもないというのが実感なわけです。
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