2018年11月21日水曜日

『「働かされる」という発想を早く卒業』なんて無理です

70歳まで「働かされる」ではなく「働くことができる」!?

ちょっと読んでいて違和感があった記事がこちらです。

雇用延長で70歳も働く時代に 年金年齢の議論に先行 
(出典: https://style.nikkei.com/article/DGXMZO37697270T11C18A1000000?channel=DF260120166518&n_cid=LMNST011 )

記事で述べられていることは、

・生産人口の減少で働く意欲のある女性や65歳以上の高齢者にはチャンス!
・雇用年齢が延び、年金受給開始年齢を上回る - 無年金期間の消滅

と言った内容で、最後の締めの言葉として

世の中では今でも、「70歳まで働かされるのか……」
という悲鳴のような論調が強いのですが、
若い人ほど早く発想を切り替えたほうがいいでしょう。
むしろ、長く働くほど老後はぐっと楽しいものとなるのです。

と述べられています。

セミリタイア志向の私とは真逆の発想ですね。

最初から「働かされている」という発想しかありませんが。。。

そもそも私のサラリーマン時代の上司の多くは、
「オレの言う事だけ聞いていれば良い!」
というタイプの人でした。

そういう職場では個人の裁量もなく、
また独創性も要求されません。
そのような職場において働かされているのではなくて働けるヨロコビを!
とか言われても違和感しかありませんね。
私には「仕事はやらされている!」という発想しかありませんでした。
同じような思いの方は多いのでは?と思います。

セミリタイアは有効な解決策の一つ

そもそも人生100年時代とは言いながらも、
実体的には男子の健康寿命が72歳です。
そんな時代なのに、
「70歳まで働けて幸せ!」
と考えることは私には不可能ですね。

確かに70歳まで働ければ老後の暮らしの不安は少しは解消されるでしょうが、
労力に見合った給料が貰えるのか?
自分のキャリア・実力に見合った仕事につけるのか?
といった不安は残りますね。
やはり好きでもない仕事を70歳までしなければならないならば、
それは不幸ですわね。

従って、70歳まで働くにしても

・自分の好きな仕事しかやりません!
・自分の好きな時間しか働きません!
・それじゃ仕事はない?別に良いです。
 生活していくだけのお金はあります!

という状況にもっていきたいところです。

そう考えますと、セミリタイアできるだけの資金を持つという事は、
生涯現役志向の方にも有効かと思います。

百歩譲って70歳まで働けるのが幸せだとしても、
働ければ何でも良いわけではないですからね。

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