2018年11月17日土曜日

低所得者は自分のペースで仕事ができない

高所得者の方が時間管理がしっかりしている?

PRESIDENT Online で興味深い記事を見つけました。
それがこちら。

高所得者が低所得者より一人飲みするワケ
低所得者は社内の同僚とよく飲む
(引用:https://president.jp/articles/-/26445)

高所得者 (年収2000万円) と低所得者 (年収500万円) の
時間の使い方を比較している企画のようですが、
著者の主張を要約すると以下の通りです。

・長時間労働でも「家族との食事」「子どもとの休日」を大事にする2000万

高所得者は何とか時間を捻出をして、家族と朝食・夕食を共にするし、
休日には子供と遊ぶ時間を捻出する。

・低所得者は社内の同僚とよく飲む

高所得者の方が飲み行く回数が多い。

"誰とよく飲むかという質問では、高所得者は社外の人、
低所得者は社内の人という結果が出た(図2)。
「高所得者が社外の人と飲む機会が多いのは、
情報収集やビジネスチャンス探しを兼ねているからでしょう」
(不動産から医療法人まで年商100億円の企業グループをつくり上げた金森重樹氏)。
逆に、低所得者が社内の同僚とよく飲むのは愚痴
を言い合ってストレスを発散しているからではと加谷氏。"
(青字の引用先は同上)

どうも私の実感と大幅に異なるのでコメントしたいと思います。

低所得者は自分のペースで仕事なんてできないよ!

まず、家族との時間について。
低所得者はそもそも自分のペースで仕事などできないので、
自分が朝くらいは家族と一緒にと思っても、
会議や顧客とのアポイントメントで早く家を出なければいけない!
なんて機会も多いでしょう。

同じ会議に出るのでも、低所得者は会議の資料作り、
セッティングなどで上司より早めの出社するでしょう。

高所得者が家族との時間を捻出できるのは、
単純に自分のペースで仕事ができるからでしょう。

また、飲み会についても同様。
高所得者の社外飲み会は「情報収集やビジネスチャンス探し」よりも、
単純に接待が多いのでは?

また、低所得者が社内の飲み会が多いのは
「愚痴を言い合ってストレスを発散」よりも単純に、
「上司に無理やり飲みに誘われるから」ではないかと思います。
その傍証として、高所得者の酒を飲む相手は
① 家族、② 取引先や同業他社の人、③ 社内の部下・後輩、
となっており、会社の人とも飲む回数は多いのです。
取引先に自分がヨイショした後に、
社内の部下や後輩にヨイショさせる構図が見えます。

ちなみに、私は飲み会で愚痴を言う時間があるならば、
迷わず家に真直ぐ帰ります。
最近はこの手の人が多くなっているような気がします。

この手の記事は、高所得者は時間管理もしっかりしていて、
家族との時間も大切にする。
そういう視点が欠けているから低所得者はダメなんですよ!
みたいなことが言いたい意図が透けて見えますね。

でも実際は自分でスケジュール管理できる環境なのかどうかだけ
のような気がします。

私も自分のペースで仕事ができる環境ならば、
セミリタイアしようとは思わなかったかもしれません。
と言っても、私のいた会社で自分のペースで
仕事ができていた人なんていたかな?
と考えると、役員くらいにならないと無理。
もちろん役員になるなんて無理!

それでは自分のペースで時間を使うにはどうしたら良いか?
やっぱりセミリタイアというのが一番近道だと思いますよ。

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2 件のコメント:

  1. 役員は役員でその上からまた尻を叩かれてると思う。社長になってもたぶん無理だと思う。世間とか取引先などから感じがらめにされて

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    1. 基本的にはご指摘の通りですが、
      役員になると秘書がつくので面倒なことは全部やってもらえる!
      なんてことを直系の役員が言っていましたね。

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